毎年、ゴールデンウィークは息子２号のシーズン最後のスキー機会です（昨年は、あまりのコンディションの悪さに当日取りやめていましたが）。父か兄に送迎を頼んで２泊3日程度で行ってくるのが恒例で、その間残りの家族は思い思いに自宅で過ごしています。私としては、GWは過ごしやすい季節であるため、夏の盛りと違ってあまり出かけたい気分にならず、自宅で快適に過ごしたい気持ちが強いというのもあります。
そんなGWなのですが、今年は息子２号が１号と一緒に白馬に行く予定にしているというのを聞きつけた夫が、自分も行きたい（＝家族旅行がしたい）と言い出し、家族の要望を満たせそうなコテージを白馬村内の別荘地に見つけてきたのが休みが始まる数日前でした。
ということで、全然想定外のゴールデンウィーク家族旅行と相成りました。それでは、今回の旅行の獲得目標（満足して終われる成立条件）は？と考えてみたところ、以下の２つかな、と。どちらもいい感じに満たすことができて満足の結果となりました。
- 家族でたっぷり話をする。
- 快適に滞在を楽しむ。
コテージ泊の用意
まずは、コテージということで、キッチン＆料理道具や食器類は完備と謳われているものの、細かく何があるのかはよく分かりませんので、「初めてのコテージ宿泊で持って行った方が良いもの」という系のサイトを検索しまして、荷物リストを作りました。
GW期間中ですから、お店は混んでいると思った方が良いですし、息子２号が参戦する今、お休み中に料理はしたくないことも特にありませんから、快適に炊事ができる方が肝要。
また、コテージは、ホテル泊と違ってアメニティはない場合が多いとも書かれていましたので、捨ててもいいものを中心にタオル類を多めに持ちました。
着いてみたら、嬉しい驚きで、バスタオル・タオルも用意されているし、食器・鍋・フライパン類・調理道具類は相当種類が揃っており、アルミホイルやラップも完備。持って来ればよかった〜、と思ったのは計量系（測り・計量カップ・スプーン）くらいでした。2階建の１階にLD&K、２階に２ベッドルームだったのですが、各階に洗面所（トイレ）とシャワールームがあり便利でした。
デッキでBBQができるようになっており、炭も着火剤もあったようです。こちらは以前使った残りを持参して正解だった模様。
場所が白馬ということで、外国人ゲストを意識した作りになっているのかもしれませんし、アウトドアを楽しむ人が増えて、こうしたコテージも充実の方向にあるのかもしれないね、と話したことでした。
我が家のメンバーは全員がホテルのサービスや料理よりも部屋の広さと自由に寛げる快適さを重視するため、この手のコテージが一番あっているようです。もう少し値段が安いといいんだけどなぁとは夫の弁（GW期間中だからということもあるのでしょうが、確かに、ホテル滞在と変わらない値段なので、食事にかかる費用と手間を考えると難しいところ）。
家族の会話
自宅から距離があるため、数時間は車の中です。最近息子２号が囲碁部に入部して5月5日には段級位戦を控えていることから、ひたすらネットで囲碁を打っているという話になり、さらに車中でもSurfaceを開いてひたすら打っているため、自然話が囲碁に向かい、最近ご無沙汰しているという息子１号ももう少しやってみようかな、などと言いだし、夫を加えて３人で囲碁の打ち手についてかなり長い間議論していました。
その昔、息子と囲碁が打てるようになりたいとか、息子たちとスキーが楽しめるようになりたいと言ってどちらも３歳ごろから熱心に教えていた夫ですから、どちらも叶って本望でしょう。というか、囲碁については自分のポジションが脅かされそうで大変そう、スキーに至ってはすっかり教えてもらう側に回っていますが。
その勢いをかって、車中ではかなり色々な話をしました。息子２号の運転免許取得予定の話（教習の今昔とか、道路交通法ネタとか）、その後の自動車保険をどうするか（十代ドライバーを入れると保険料跳ね上がるので、その度ごとにワンコインの方が安上がりかも、でも頻繁に乗りそうなのでかけ忘れが怖いとか、煩雑すぎとか）、そしてなぜか息子たちが最近ハマっているSUV談義とか。
BBQの間も似たような雰囲気が続き、息子たちの大学話とか将来の話、我々夫婦の定年とか病気に備えるとか果ては遺言についてとか、たくさんお喋りしました。
普段、特に夫と息子たちは時間帯がすれ違って会話の量が確保できていない傾向にあるので、こうした非日常下ではたっぷり話す機会が欲しい、それで常識の更新をしておきたいと強く思うところです。初日にこれがかなり叶えられたので、非常に満足したことでした。
当初目的のスキーは？
初日のお昼にはスキー場に着いて滑りだす予定が途中事故渋滞にあったため、２時すぎの到着となり、残念ながら滑る事叶わず、そして翌日は予報通りの1日中雨続き。雨でも滑れるとは言いながら、モチベーションが上がらないらしく、結局この日は滑らないと宣言して1日のんびりしていました。室内快適で、広いので密度も高くないため、全員コテージ内にいても気にならないのが悪天候の場合は嬉しいところ。
3日目、帰宅日はなんとか朝雨が上がったので息子たちをスキー場に送り込み、夫と二人で片付けたりのんびりして過ごしました。山の上はやっぱり雨が降ったりそのあとガスが凄くて厳しかったり、さらには１ヶ月ぶりのモーグル練習で筋肉痛が激しくなったそうですが、一応滑れたのでよし？ですね。
もう少し安くあげられるのなら、もう少し長期滞在にしたいところだなぁ、と息子たちならず私も思ったことでした。しかし、3月の安比に予定外の今回で、年間家族旅行予算をすでに突破してしまって青くなっております。次回は年末年始までないはずですが。
