天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

囲碁大会

アマチュア囲碁の団体戦があり、夫、息子1号、息子2号の3人チームで出場し、3位を獲得しました。おめでとう〜。

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最近囲碁に熱心な息子2号が大会の存在を聞きつけてきて、3人なら家族で出れるから出ようと言い出したのが始まりでした。夫は全くそんな発想がなかったらしく、当初は恥ずかしい云々と渋っていたのですが、仲間内で話題にしたところ、

息子の方から誘ってくれるなんてそんな嬉しいことはないよ!何を迷うことがあるの、出なさい!

と強く叱咤激励?されたそうで、気持ちを入れ替えて出ることになりました(笑)。

元々、スキーにしても囲碁にしても、息子たちと一緒に遊びたい一心でごく幼少時から一生懸命教えていたのが夫なのです。だったら一緒に大会に出るとか夢なんでは?と聞いてみたところ、それは全く想像してなかったそうで、面白いなぁと思いました。

夫は数十年のアマチュア囲碁キャリアがあり、ネット囲碁が開始された頃から打ってますし、碁会所にも週に何度も通っています。遊び仲間も囲碁関係が中心。毎年いくつかあるアマチュア囲碁の大会にもずっと出場しています。

息子たちは、小学生の頃まで近所のプロ棋士さんが開いている囲碁教室に通っていましたが、部活やサッカーに忙しくなり、ネット碁は時々しているものの、大会に出るとかまではしておらず、特に息子1号は随分ご無沙汰しているようでした。

ということで、大会までの間、練習練習とばかりに台所へ碁盤を持ち出して家族内で研究していました。主に息子1号に二人して教えていたり、夫と息子2号が打って検討したりしていたようです。

大会には、夫が六段(主将)、息子2号が五段(二将)、息子1号が二段(三将)で登録して出たようですが、息子2号は夫に2子、息子1号は息子2号に3子置いて中々勝てないと言っていたので、棋力差はそんな感じのようです。息子1号と息子2号の年齢差は4歳弱ありますので、以前はもちろん息子1号の方が強かったのに、ご無沙汰している間にすっかり強くなられてしまい、「悔しいったら」だそうですが、

勉強したからね、俺!

と反論されていました。確かにね。詰碁の本を読み込み、ネット碁ひたすら打って練習していたようです。なにしろ集中するときはするので、息子2号。でも、本人によると、ネット碁は環境的に中々集中しづらいので本当は碁会所に行って碁盤で打ちたいのだそうな(囲碁部に入ったけどほとんど級位の人ばかりで練習相手がいないらしい)。ここでも自分の環境に浸食してくる息子2号という感じで夫は戦々恐々感があって見ていて面白いのですが。

いい碁会所紹介してあげるから、ここはお父さんが行ってるところだから避けてくれ

久しぶりに真剣に囲碁に取り組んだ息子1号は、悔しい傍ら、「やっぱり囲碁は面白いゲームだ」としみじみ呟いていたので、今後また力を入れていくのかもしれません。それはそれで面白そうです。

家族で囲碁の会話をしているのを横で見ているのは面白いのですが、観戦しようとか(応援しようとか)さっぱり思わない母でした。さらに言えばわたしには向かないゲームなので、やってみようという気持ちもありません(ゲーム全般が向かないという話もあります)。楽しそうなのでいいね、止まり。

きっとこんな感じでこの先も家族のコミュニケーションが続いていくのだろうな、と思うのでした。