天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

退院&半荷重での宅内活動

予定通り、無事に退院いたしました。都合11日間の入院生活でした。

術後も順調で、時に痛みはあるものの、痛くて眠れないと言うこともなく(それなりに夜中に何度か目は覚めるので眠りは浅めではありましたが)、しっかり食事もいただき(概ね美味しかった)、個室希望が通ったのでプライバシーも問題なく、毎日リハビリで回復が実感されるなど、非常に快適に過ごすことができました。ありがたや。

退院は、混み合っている状況では午前中にとなるようですが、そういう状況でもないのでゆっくりでもいいですよ、と言われていたため、最後までリハビリをしてからにしようと意図して、午後2時に設定。午前中から少しずつ片付けて行き、昼食後には着替えて全部荷造りを。移動に杖が要るため持ち運びするのが難しいとは言え狭い病室内ですから動く・立つ・手渡す(投げる)でなんとか片付きました。

そして息子たちに迎えに来てもらい、会計済ませて帰宅。

高額療養費

ここで、会計絡みの話をすると、入院・手術で高額療養費に該当するのですが、従来還付請求方式のみだったのが、事前に申請して認定証をもらうことで会計時に限度額までの支払いで済ませることができるようになったようです。

医療費が高額になりそうなとき | こんな時に健保 | 全国健康保険協会

が、その案内を受けたのが退院が見えて来た頃でして、申請書はダウンロードできるものの自署が必要で、病院内で印刷はできないし、投函もできない。面会もできないから家族にちょっと持って来てもらって出しておいてもらう、ということもできない。結局帰宅してからしか申請できないわけですよ。入院前にわかってたら申請したんですが。。

で、会計窓口で、申請後に認定証がもらえたら再訪し、計算をやり直してその金額でその時に支払いでも構わないと言われたのですが、月単位なので3月中には処理が必要と。残期間の関係と次回外来の予定の関係で微妙だったので、認定証は諦めて従来型の還付請求にすることにしました。思わずクレジットカードの限度額を確認してしまいましたよ。。

他にも、装具は一旦自費で払った上で、健保に療養費支給申請することで3割負担になるというのがあり、合わせて申請することにして、退院日は家でこれらの作業をしていました。

宅内活動

半荷重になったことで、自宅玄関前の階段がスムーズに昇降できるようになりました。万歳。入院前はここが非常に怖かったんですよね。玄関での靴の着脱や立ち上がりも問題なくて、回復してる感があり、地味に感動しました。

家事については、移動してその場で立ったまま行えることは全部普通にできるようになりました。洗濯にしても料理にしても。持ち運ぶことはできませんので、洗濯については、セットする・取り出すのは問題ありませんが、物干し場まで運ぶのは誰かに頼む必要がありまして、干す・取り入れるについてはちょこちょこ移動が発生するので、固めて作業して、その後少し移動して、そこでまた作業して、という繰り返しです。

キッチン周りについても、ちょこちょこと移動しながら作業しているんだな、ということが再確認されました。シンクの正面に立っていると、洗い物はできますが、その位置ではまな板の上で物を切ることはできませんので、少し横にずれる必要があります。L字型になっているコンロの方で煮炊きをするにはまた少し移動が必要です。そして、この一歩であっても右足に全体重をかけるわけにいかないので、松葉杖が必要となり、なかなか面倒なことになります。

間に立って手を伸ばす、体をひねるでできないものか、ということも試してみましたが、変に負荷がかかったり不安定になるのでよろしくなさそうでした。結局、ちょこちょこと杖を使って移動し、また置き、という繰り返しが面倒ながら一番良さそうです。脇に挟んだまま作業できれば良さそうなものですが、すると手が不自由でうまく使えないんですよね。残念。置き場所にわりと困るま松葉杖なのでした。

食器の出し入れや、調理道具の出し入れが多いキッチンでは、物を移動させる必要が頻発するのですが、ここではワークトップ、シンク、テーブル、食器棚など、手を伸ばせば届くところに台となるものがあるので、うまく立ち位置を確保すれば、さほど無理なく移動させることができます。だんだんどこに立ったら一番スムーズかが分かってきたような。

そんな感じで杖を使い、置き、また使い、という感じで活動しているため、いちいち時間がかかります。また、やはり体力が落ちているためもあって、ちょっとこれをやっただけで昨日などはどっとくたびれてしまい、病院でもないのに昼寝しそうになりましたし、膝の痛みも強めに出ました。

いやはや、徐々に徐々に、自室に戻るのは来週にしておいてよかったように思います。自主リハビリもそろそろと。

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