天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

「健全な社会」に向かって

2018年の内的価値のセッションで、自分の目的は健全な社会の実現である、としています。

backstage.senri4000.com

といっても、これって、フレーズが天から降ってきたというようなものなので、「健全な社会」って何?とか、どうやって実現するの?とか、当時もそして今もって全く道筋が立っているわけではありません。このフレーズに引っかかるものを探していく旅の途中です。

このところの自分の「学び熱」の高まりを振り返って思ったのですが、学びたいことがたくさんあるって、この「健全な社会」とは何かを求めているという側面もありそうだな、と。引っかかったこと、気になったことをとことん追求したい、全体像を捉えたい。

一方、このようなビッグワード(「健全な社会」)って、検索とあまり相性がよくなくて、質問に答えてくれるサイトがあまりヒットしないんですよね。かといって、辞書では広がりがなさすぎる。

ふと思い立って、ChatGPTに質問してみることにしました。「健全な社会とはどのようなものでしょうか」「健全の意味を教えてください」「健全な社会を実現するために個人ができることは何でしょうか」などなど。

「健全」の意味は、主に社会や組織、個人などの状態を指して、良好で健康的、バランスが取れており、機能的な状態を意味します。

  1. 社会の文脈: 「健全な社会」とは、公平さ、正義、安全性、教育、健康、環境への配慮など、様々な要素が調和している社会のことを指します。社会全体が安定し、持続可能な発展を遂げている状態を示します。

  2. 組織の文脈: 組織において「健全」とは、組織が適切に運営され、適切な規則や手続きに従っていることを意味します。組織の目標に向けて効率的に取り組み、誠実で責任感のある行動が行われている状態を指します。

  3. 個人の文脈: 個人が「健全」とは、心身ともに健康であり、バランスの取れた生活を送っていることを意味します。身体的な健康だけでなく、精神的な面も含まれます。個人の自己実現や成長が促進されている状態を指します。

ChatGPTの回答って、大体この形式で返ってきて、一言でまとめた回答の後に、ナンバリングした箇条書きでいくつかの側面・特徴・具体例を挙げてくれます。で、一言まとめは「まあそりゃそうだよね」というものが多いんですが、列挙されている方には、なるほどそういう視点があったか!みたいなのが出現することがそこそこあり、ヒントになる場合が多いように思います。それで、そのようなものを捕まえてさらに質問してみる、という繰り返しで、割と腹落ちするところまで持っていけるような。

今回の回答の中で、「!」と思ったフレーズは、「機能的な状態」でした。良好で健康的、バランスが取れている、くらいは、「健全」の語そのものから出てくるんですが、「機能的」というのは自分の中になかったので、参考になりました。それにしても、「持続可能」というフレーズは頻出ですね。現代を象徴している気がします。また、「健全な社会」の中で、筆頭にくるのが「公平と正義」なのだな、ということも印象に残りました。

なお、「健全な社会」を訪ねたときの列挙された要素は、以下の通りでした。頭に置きつつ、さらに考え・学びを進めたいと思います。

  1. 公平と正義

  2. 社会的結束力

  3. 安全と安心

  4. 教育と知識

  5. 健康と福祉

  6. 環境への配慮

  7. 政府の透明性と責任

  8. 経済の安定と発展

  9. 文化と芸術の振興