12月に入ってから少しずつ振り返りをしようと思っていたところままならず 、年が明けてから一気に振り返る羽目になりました。後から見返すときの便宜のため、バックデートして2015年の末日付でエントリにしておきます。 2015年は、レビュー記事をこのブログ上で日記やログを参照しつつ書いてきています。そこで、1年の振り返り記事を書くにあたっては、一次ログを直接見返すことはせず、週のまとめ・月のまとめ記事を中心に、1月から月ごとのエントリをタイトルを見ながらザッピングし、目についた記事は中身を読みつつ、WorkFlowyに書き込んでいきながら作成しました。なんだかんだで一日がかり、膨大な年次レビューになっています。
2015年の抱負の総括
まずは、「2015年にあたって」で抱負に掲げた3点の振り返りです。
実体物のメンテナンスシステム構築
これは、上記記事で宣言したように、巡回箇所をEvernoteに書き出して、毎週のリピートタスクに入れてみたのだけれど、結局うまくルーチンにならず、さっぱり目処が付きませんでした。正直なところ、年の後半になったらもう巡回箇所の一覧を見る気も起こらなくなっていました。モノのお世話をすることについては、気になってはいたのですが。
ところが、12月も押し迫ってから、片づけ祭りに突入し、「短期に一気に完璧にやる」モードに入ったら、これまでさっぱり進まなかったのが嘘のようにシステム構築に進んでいます。
まだすべてが片付いてはおらず、祭りの最中なのですが、小物類の片づけを完了し、思い出品に辿り着いて決着すれば、完全にコントロール下に納められると思います。半分以上諦めかかっていたので、自分のことながら感動的です。凄い。
考えて書く
WorkFlowyを書くことの中心に据えて、執筆環境を整えて、毎日コンスタントに書くことを実行しました。 backstage.senri4000.com
平日朝の執筆タイムは意識して取ることができ、そのおかげで書けた原稿の量もそれなりにありました。
とはいえ、毎日30分平日のみの執筆時間では、自分で満足できるアウトプットの総量まで至りませんでした。上記の「長めの原稿」も、細切れ時間30分を積み重ねて14時間かかっており、延べ30日にわたっていることになります。特に、「考えて」書こうと思うと、時間をかけて推敲して公開に持っていきたく、時間切れで終わってしまうことも多かったように思います。そのせいもあって、この舞台裏ブログの2015年のエントリが314に比べてメインブログはなんと11エントリにとどまり、更新のできなかった月がとても多くなっています。
また、メインブログの記事については、どうやら途中から自分の中で妙にハードルを上げたというか記事の種類を絞りすぎてしまったようにも思っています。
少しずつ書く、というのは、習慣をつける意味ではとても効果的なのですが、なかなか仕上がらない、アウトプットの時期を逸するという傾向にもあります。ガッツリ時間をかけて書きたい欲求もありますし、数時間の執筆環境を用意することがなんとかできないものかと考えたり、タイムリーなインプットとアウトプット、アウトプットの総量を上げることは、2016年の課題になりそうです。
仕事の記録
見事に挫折しました。こればっかり・・・。課題について、5月にエントリをしています。このエントリを書いた時点で、課題はプロジェクトノート、ということははっきりしたのですが、対策の継続はできていません。今回見返すまで既にすっかり忘れてました(汗)。
10月に、たすくまに仕事上のタスク管理システムを統合。Pushbullet のおかげもあって、瞬時レビューは続けています。が、たすくまのタグとプロジェクトが結局運用方法が決めきらず、使えていないので、分析まで至らず、どうにも消化不良です。
それにしても、仕事のプロジェクトノートはやってもやっても続きません。気がつくと実行モードに移行していて、いつから始めたのか、どこまでやったのか分からないのが常態なのです。これも、2016年に持ち越しですね。
インプットについて
アウトライナー読みの効用
「アウトライン・プロセッシング入門」のおかげで、アウトライナーで読むことを始めました。おかげで、読み込みたいもののインプット精度がこれまでとくらべてとても高くなり、かつ、その精度を出すための負荷が軽くなりました(生産性が上がった)。それなりに時間はかかりますが、理解のレベルが段違いで、この方法で読めばしっかり理解できるという自信も持てるようになりました。
おかげで、2015年のインプットテーマであった「裁判例を読む」については、大きく進みました。読み流していた判決文もMS Wordのアウトラインモードで読むようになりましたし、発表当番や評釈の原文理解も進むようになりました。
さらにアウトライナーに書写して読むという試みも数点してみました。この方法で読みたい本や文章はまだいくつもあります。時間を捻出するのが課題ではありますが、継続していきたいです。
メディアマーカーで読書記録を振り返ると
また、2015年はメディアマーカーを再稼働しました。おかげで、始めて年間読了冊数がわかるようになりました。183冊でした。
こうしてみると、月によって相当デコボコがありますね(苦笑)。3月の落ち込みの原因は、メンタル不調で軽い本ばかり再読していたことと、季節の変わり目でやたら眠かったからのようです。10月は、機種変更したiPhoneに夢中だったせいと、外部団体の研究活動が佳境でそちらにリソースを捧げたため、その他の本にまで手が回らなかったということのよう。再読、熟読した本やメディアが多くなりました。11月は、読書ができなかったことをきっかけに、読書すること自体を忘れてしまうなど、読書意欲の減退が見られました。読書目標立ててもよいかも、と思いました。12月は、機内で読んだものの、出張から体調を立て直すのが精一杯で、読書まで至らずでした。最終週は片づけ祭りに邁進してましたし(片づけ魔法本2冊は何度も読みましたが)。
メディアマーカーには、本以外のメディアの登録もできるのですが、2015年は、本以外の登録まで気が回らず、あまりその他のメディアの登録はできませんでした。研究活動との関係で、論文類、雑誌類、報告書類はよく読みます。これらを読んでいて本が読めていないという状況のこともありますので、こちらの登録も忘れずにしておきたいなと思いました。
また、メディアマーカーには、読みたい段階で登録することが多いのですが、どうして読みたいと思ったのかをコメントで入れておくと後々の読書意欲につながって良いと思いつつ、なかなか徹底できませんでした。読後コメントとともに、もっと充実させていきたいです。
研究活動タスク
インプットに関連の深いところで、「研究活動」タスクを設定したりもしました。ただ、週末リピートにしてはみましたが、当初期待したほど効果は上がりませんでした。原因を追及したいところです。
2015年は振り返りの年
2015年は、テーマを決めた振り返り記事を幾つか書きました。特にそういう年と決めていたわけではないのですが、そういう方向に興味が行くことが多かったのでしょう。10周年と言うことでブログ歴を振り返りましたし、過去のブログ・日記類をサルベージして読み返したりもしました。他の媒体にキャリアの振り返り記事を載せたりもしています。
また、9月に「やりたい」と掲げた別姓ばなしの連載を11月に開始しました。12月の最高裁判決までに終わろうともくろんでいましたが、年を越してしまいました。あと3回くらいなのになかなか終わりません。このテーマは思うところが色々あって、これまでも幾つか記事にはしてきていますが、まとめて書くことを始められたのはよかったな、と思っています。
日記について
表形式で日記をつけるようになりました。当初1年1ノートで始めて月間になり、さらに週バージョンになり、と変遷してきましたが、8月時点のこの形でほぼ定着。
項目はさらに増えたり順序を入れ替えたりして現在はこのようになっています。
ブログでの週のまとめと月のまとめを継続しました
2014年の第52週から週のまとめを開始、2015年のレビューカテゴリ記事は68です。割と軽い気持ちで始めたのですが、バックデートすることもあったり記載が薄くなることもありつつ、なんとか1年間継続することができました。2015年の実績一番はこれかな、と思います。
欠かさずまとめをしてきたおかげで、あまり「あっという間に過ぎた」と思うことがなくなっています。2月のまとめに書いていますが、そのまま1年継続してきて、やはりそう感じます。まとめ記事には、季節感を入れるように、そして、心身への季節の影響を書き留めるように心がけていましたが、特に、月のまとめ記事を見ていくと変化が理解できて興味深いです。
週のまとめも月のまとめもEvernoteにテンプレートをつくっており、コピー利用して作成しています。週のまとめは、その週の全体コメント、その週にエントリした記事の引用とコメント、今週の読書コーナーの3部立てとしました。月のまとめは、その月の全体コメント、週まとめエントリの引用とコメント、今月読んだ本のコーナーにしています。
週や月の総括コメントに加えて、引用したエントリについて引用時点(まとめ時点)でのコメントを入れておくことに意義があるのですが、まとめ記事だけ書くので精一杯という時も複数回あり、記事の引用だけに終わってしまっていることがあります。これだとコメントが入っている回と比べると読み返したときの効用が低いですね。読み返してみて痛感しました。引用記事自体を読まなくても良いタイプのコメントが良い感じです。
1年が終わったときに週や月のまとめエントリだけを読み返して振り返り記事が書けるように、ということも狙っていたのですが、ちょっとこれらだけ読むのでは足りませんでした。1つには、1年の目標(抱負)に対する検証があまり意識されていないので総括がしにくい。進捗していくうちに目標自体も変遷していくので、ローリングした方が良い気がしています。
また、週のまとめは、上記した週日記を参照して書いているのですが、まとめへの反映というか展開というかがすんなりできていない感じがあります。やりかたが定型化しておらず、ここから何を持っていって書いて良いのやら、と毎回悩んでしまいます。ここは工夫の余地がもう少しありそう。
心身の調子について
メンタル絶不調で始まった2015年でしたが、早々に知財専任に戻ったことで落ち着きを取り戻し、前半で調子は元に戻ったように思います。このおかげで、メンタルに無理をしないことを心がけるようになりました。結果、年末はかなり迷いましたがしっかりお休みをとりました(正解でした)。
月のまとめを書いてきたおかげで、季節の変わり目の体調の変化が見えやすくなりました。気温の変化に身体の調整が後からついてくるため、身体が冷えたりしやすく、また、温めようと緊張したりするために、背中や肩が凝りやすくなるようです。また、睡眠欲求がとても高くなる傾向にあります。
6月頃にバスのみの通勤経路を発見し、すっかり定番になりました。執筆環境も確保でき、前後にほどよい距離があるのでウォークとしても良好。そこまで距離が長くないので夏になっても使えるありがたい通勤路でした。バスを目指して毎朝歩いていたおかげでそれなりの運動量も確保でき良い影響があったと思います。
8月からラジオ体操を毎朝始めました。ユーチューブとたすくまのおかげで継続できています。身体が硬くなっているとか、腰が痛いとか、定点観測にもなっています。場所も取らないし、いい感じです。
ふとしたきっかけで9月~10月に30日間スクワットチャレンジをやってみました。ちゃんと30日間で250回までやったんですが、謳われているほどの効果はありませんでしたが、下半身はそれなりに安定してきたかもしれません。もっとスロトレ風にゆっくりやってみた方がいいのかな。今でも毎日50回程度はやるようにしています。
ダイエットについて
毎日の体重と体脂肪の計測・記録は継続しています。10月に記録アプリをPopWeightに変えました。過去分のインポートがうまく行かず、ちまちまと入力し、なんとか2015年以降分はこのアプリ上でみられるようになりました。
1年通してみると、見事に2Kgの間で増減していて、ほとんど変わっていないことがわかります。これはダイエットじゃないですね。。。体重の記録や食事の記録を止めてしまうと太るので、体重維持のためのダイエットにはなっていると思いますが、この先どうしたものか悩ましいです。
こうした停滞を打開するために、11月から「あすけん」の記録を始めましたが、残念ながらここ2ヶ月で目立った効果は得られていません。
記録をしてみると、日常の食習慣がかなり自分で思っているよりも過食傾向にあるということがわかり、愕然としていたりします。だから減らないんですよねぇ。全体の傾向に加え、パンなどの粉もの食べ過ぎなんだな、と改めて実感しました。ただ、粉ものについては、以前と比べるとそこまで欲しくなくなったかも、という自覚があります。米飯回帰。平日には食べなくて週末だけで良くなってきています。
もうすこし、あすけんをお供に頑張った方がいいのかなぁ。あるいは、目標数値が高望み過ぎるのでしょうか(以前調子が一番良かった頃の体重なんですけどね)。ダイエットが毎年一番悩ましい気がします(苦笑)。