天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

拡大家族スキー

3泊4日で東北は安比高原スキー場に行って参りました。当方地元からは少々遠方で、飛行機を使うことになります。ことの起こりは、昨年のスキーシーズンの終わりごろに、息子2号がここのスキー場に行きたいと言い出して、その言い出した時に一緒にいた妹が「乗った」と言ったことだったかな。

秋ごろに、息子1号が3月のフランス短期留学に行くことが決まりまして、このスキー旅行には不参加。ということで息子2号とわれわれ夫婦の家族3人と妹夫婦にお友達の3人二組で行ってきました。

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航空機と宿がセットになっているツアーに申し込み、普段と違う準備に戸惑いつつ、あらかじめスキー宅急便でスキー板とストックのセットを3人分、スキーバックにスキーブーツ3人分とウエアーを詰めて送っておき、機内預けと持ち込みには割と普段の出張のような格好で行ってきました。どれだけ荷物を持ち込むか送っておくかと言うのを準備段階でしっかり考えるのはなかなか大変だったのですが、一旦送ってしまうと後は身軽で動けて要領がわかってしまえば案外楽かもしれないな、車と比べて融通は利かないけれど、とか思ったことでした。

さて、このスキー旅行は、一言で言うと想像を超えて素晴らしかったです。

  1. 滞在中4日とも天候に恵まれた。
  2. コースが幅広で、圧雪も良く、非常に滑りやすかった。
  3. 宿泊先のホテルがリゾート仕様で非常に気持ちよく滞在することができた。
  4. レストランでの食事や、軽食全てが美味しくて満足できた。
  5. アクティビティのスノーバギーが楽しかった。

1. 天候に恵まれた

宿泊付きでスキーに行くと、半分ぐらいは吹雪にあうというのがよくあるパタンなのですが、今回は1度も雪に降られず、ほとんど快晴でした。初日が少し風が強かったのと、3日目が雲が多かった位かな。

雪が降ると、寒いし滑りにくい視界が悪いといった欠点がありますし、これが春で雨だったりするとさらに辛いわけですが、そうした心配もなくさほど寒くもなくて、例年に比べて積雪量はかなり少なかったらしいのですが、滑る分には十分な量があり、全く問題なかったです。

ゴンドラで一気に山頂まで登っていくと、道中からもう景色の素晴らしさを味わうことができるのですが、頂上からの景色も素晴らしく、さらにコースによっては滑りながら雄大な景色を楽しむこともできました。ゲレンデを移動する連絡コースからは岩手山が綺麗に見えたりも。

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2. 非常に滑りやすいコースだった

息子2号によれば、想像通りに滑りやすかったそうです。どんなコースをとっても、たっぷりとした幅があり、また土日から平日と言う日程であったことから、さほど混雑していなかったため、人と接触するとか、斜度が変わるところで人が溜まっているなどと言うこともほとんどなくて、余裕を持って出ることができました。他の人との接触事故の心配がほぼ要らないと言うのは非常に負荷が下がりますね。

また、特に上部のコースでは、圧雪がきっちりされていて、雪が荒れてくることをもあまりなくて、引っかからずに滑ることができました。息子2号が圧雪が素晴らしいと激賞していたので、きっとそうなのでしょう。私のようにそれほどうまいわけでもないスキーヤーにとっては、大変ありがたい状態のバーンでした。

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そして、山頂から降りてくる斜面は上級コースがほとんどで、中級の足前のスキーヤーとしては降りてくる際のバリエーションに困ったのですが、これも息子2号によると、ここのスキー場の上級指定はちょっと緩めらしく、斜度が厳しい斜面が長く続くこともなくて、なんとか降りてくることができました。息子2号に、上級斜面を何とか降りる手法をマスターしたと褒められました(笑)。斜面が荒れておらず、圧雪がきっちりされていたのも滑りやすかった原因だと思います。

3. リゾートホテルは気分よかった

ツアーで行ってますので、ホテルの選択肢は多いわけではなく、ゲレンデ直結と言う条件だけで安比グランドホテルの本館のほうに泊まりました。ということで特にホテルに何かを期待していたわけでは無いのですが、着いてみるととても気持ちの良い環境でした。

部屋はツインルームにエキストラベッドを入れた3人部屋です。とは言え、十分に部屋も広く、机も2つ使えて、快適に部屋の中で過ごすことができました。難点を言えば、なぜか調光がうまくいかなくて、先に眠りたいときに明かりを落とすのが難しかった(全部消えてしまう)のが困りました。概ねみんなみっちり滑ってぐったりして早めに寝てしまったんですけどね。

宿泊者用のスキーロッカーやスキーレンタル、リフト券の販売処なども充実していましたし、宅急便の受付コーナー、チチェックイン前チェックインアウト後の荷物の預かりや更衣室なども動線良く整備されていて使いよかったです。スキーロッカーは、最初2人用の案内されて後から交渉して4人用のものに変えてもらったんですが3人で使って結構いっぱいだったので4人分だとかなり狭かっただろうなとは思いました。

4. 食べ物が美味しかった

スキー場のご飯と言うのは、いわゆるゲレ食ですね、高い割にあまり美味しくないと言うことが多いように思います。それしか食べるものがないので、あまり改善されないというか需給バランスでそうなってしまうところがあるのかなと思います。

なので、期待値がかなり低いところにある場合が多いんですけれども、今回は、いい意味で裏切られて、大変満足しました。まず着いた時には11時前ぐらいだったんですが、全部着替えてご飯を食べてから滑り出すよりも、身軽なうちに少しホテル内を探検して、ご飯を食べて早めにから着替えて動きたいと言う息子2号の要望に沿って動いてみました。そこで、ショッピングモールなどもチェックして、わざわざここでスキーウェアとか手袋とか見るのねとか思いながら息子2号に付き合っていたんですけれども、そのあとで、カフェでハンバーガーやカツサンドを食べたところ激うまで感動しました。

これはレストランの食事もホテルもおいしいかもしれないと期待が高まったのですが、裏切られることもなく、またゲレンデ内のレストハウスは数がとても少なかったのですが、そちらでも揚げたてアツアツのカツ丼やら具沢山の豚汁やら美味しく頂ことができました。また息子2号によると、安比高原の名産である牛乳を使った飲むヨーグルトや、ジュース類とても美味しくて、何を買ってもおいしいので安心して買えると言うコメントでした。

ツアーについてきた夕食は、いくつかのレストランから選ぶことができ、息子2号の希望に沿って、中華、焼肉、バイキングの3つにしたのですが、どれもとても美味しくて満足しました。特に焼肉の肉を少しアップグレードしたこともあって、今までの人生で1番おいしい焼肉だと息子2号はたいそう満足していました。

5. アクティビティのスノーバギーが楽しかった。

初日に、スノーバギーの看板を見つけまして、4人乗りや6人乗りのバギーがあるということでスキー以外のアクティビティーもやってみようよと誘い合って乗ってみました。今自動車学校に通っている息子2号も、私有地だから免許がなくても大丈夫と言うことで運転させてもらい、たいそうテンション上がって楽しそうでした。

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