先週のまとめに少し書いたのですが、空間の配置や時間の配置を変えると行動が変わります。なのでこれらを変えることで行動を変えることができるのですが、逆に言うと、配置を変えるほうに関心が行っていると、意図していなかったのに行動が変わってしまうことがあるということですね。
空間配置からの変化
少し前から、自室で布団を敷いて寝るようにしています。これで何が変わったかと言うと、布団の上げ下ろしを毎日するようになったこと、それから椅子での生活が中心だったのが、床でも過ごすようになりました。
具体的には、床の汚れが気になるようになったので掃除機をまめにかけるようになった、それから押し入れの扉の開け閉めをするのに、目の前にあるハンガーラックを動かすのですが、それが重いと動かしにくいので、そこに置く服の量を考えるようになった。さらに、押し入れの下に思い出関係の書類箱が鎮座しているのが風景から復活して気になるようになった。
また、これまで寝る前には本を読む習慣がなかったんですね。布団の中で本を読む習慣。隣で人が寝ているとか手元ライトかないとかそもそも本を布団のあたりに持ち込むのが嫌だったりとか電子デバイスは寝る直前に見たくないとかいろんな理由があったんですけれども、とにかくやっていなかった。これが、自室で紙の本がすぐそこに大量にある環境になり、自分の手が届くところに手元のライトのスイッチが設置でき、という2点でずいぶん変わりました。
毎日結構眠くなってから布団に入っているんですけれども、それでも、この環境のおかげでなのかせいでなのかよくわかりませんが、少し本を読もうと言う気持ちに毎日なるのが驚きです。ただし、すでに眠いし既に時間が遅いので、がっつりストーリー性のある本を読むのはあまり向いておらず、少しずつ読み進めるタイプのもの細切れでオッケーなものが向いているように思います。ということで、今読んでいるのはこちらの本です。
これは、英語のセッションの方でお勧めされているものなんですが、とても面白い。面白いんだけれど、どこに全体を通して読んだほうがいいと言う種類のものではないので、ちまちまと読んだ方が帰っていい感じなんですね。ということで少しずつ少しずつ読んでいます。
ちなみにこの手の本、語学学習に関するものとか言葉の語源であるとかイメージで何とかっていう言葉周りの知識をくれるものっていうのはとても興味を惹かれますし学習の必要性を離れても興味が高く好きなジャンルの本ではあります。
時間配置からの変化
このブログの記事もそうなんですが音声入力で書いています。そのために朝の出発時刻を遅らせて、かなりギリギリまで家にいるようになるました。また、自室で眠るようになったからなのかどうなのかわかりませんが、朝起きる時間の方も少し前に比べると早く起きられるようになっています。結果、朝起きてから出勤するまでの時間が3時間近くを取れるようになったので、いろいろなことを朝思い立って実行することが可能になりました。
具体的には、朝起きてみたり看護チェックして必要なら洗濯を仕掛けても十分に干して乾燥機をかける位の時間を取ることができますし、朝思い立ってからホットクックを仕掛けて何か汁物を作るということも可能です。ただし、玄米を発芽させてから炊飯するとか、天然酵母で全粒粉のパンを焼くとかになるとどちらも7時間位かかるので、さすがにこれは無理です。
とは言え、これまでは夜のうちに例えば洗濯の予約をしておくとか明日の弁当については全部作っておくとかをしておかないと朝そんな暇はなかったわけで、そこがずいぶん変わったかなと思います。洗濯については予約しておいたにもかかわらず朝時間がなくて逼迫したりとかって言うことがよくあったわけなので。
これをうっかりする、家事ばかりしてしまって朝が潰れると言う結果にならなくもないので、気をつけなくてはいけないんですけれども。朝は音声入力をするためにゆっくり出ることにしたはずなので、その辺をしっかりねと言う事ですね。ただ、ある程度は料理をしたり家事をしたりした方が頭が回り出す面はあるので、バランスですね。朝そのために時間をとっているって言っても、いきなり音声入力で考えをまとめるっていうのは頭がぼーっとしていて無理があります。
先日は、出張の用意をするのに前日も演奏会で遅くなると言うスケジュールだったので、その日の朝に荷物の用意をするというこれまでにはないやり方もしてみました。これも変化といえば変化かなぁと思います。