天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

3ヶ月のプログラムを終えて

3月に開始した「マイライフ&マイイングリッシュ」3ヶ月プログラム。6月1日にグループセッションが終了し、昨日6月14日に個人セッションも終了しましたので、振り返ってまとめておきたいと思います。

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問題意識と獲得目標

プログラムを開始した時の問題意識は、以下のようなものでした。

目の前に英語で討議する・インタビューする等の機会が降ってきたときに、準備が整っている状態とは言い難い。そのために、機会が捕まえられないかもしれない、うまく活かせないかもしれないという恐れがある。

backstage.senri4000.com

そして、上記の記事にも書いたように、立てた目標は以下。(そんなことできるんだろうか?とか思いつつ。)

三日くらいで英語がフルに回る程度の状態と復活手順を確立する

3ヶ月終了後の全体評価

上記の問題意識は、今から思えば少し表現が狭くて、現時点に立って表現し直すと、「英語を使うことはできるはずなのに生かしきれていない状態が自分として十全・健全でない」ということだったのだろうと思います。

というのも、6月に入ってから、英語のインプットにおいて、英語の能力に対する関心(聞き取れたか、とか)よりも、コンテンツの内容に関心が出てきている自分に気づきまして、自然に手段として使えている状態でありたいということだったのか、と思いました。使えるはずなのに使えていない状態、回避している状態が十全でない、健全でない、ということですね。

この3ヶ月相当集中して取り組んだおかげで、かなりの程度まで「普段の手段として英語が使える」ところまで持ってくることができ、見える景色が変わったと思います。引き上げたいレベルにはまだ達していませんが、このペースで継続すればあと3ヶ月くらいではないかな、と思います。そして、そこまで到達した状態で、普通に手段として普段から英語を自然に使っていれば、目的に応じて多少の準備・チューンをすることで対応できそうに思います。

何れにしても、集中して取り組むのは重要だな、と改めて思いましたし、それがコーチ付き、仲間付きだったのも歩みを進める上でよかったし、思いがけない方向からの刺激も得られてよかったなと思います。仲間の皆さんとは、今後も同窓会のように進捗報告をする予定にしていて、今から楽しみです。

目指しているレベル

上記で「引き上げたいレベルにはまだ達していません」と書きましたが、では、それはどんなレベルなのか、改めて今の時点で考えていることをまとめておきます。

仕事で使える英語

仕事柄、いわゆるビジネスのシーンで英語で話ができる、交渉ができる、ではありません。では、例えば契約交渉とか海外の訴訟の現場なのか、というと、そこまでいくと弁護士を使っていることが多いので、その内部打ち合わせの方に比重がありそうです。あるいは、交渉に参加するというよりは、同席してコメントを述べる、変な方向に行かないように助言する、といった感じ。

海外にも子会社があるので、現地従業員とのインタビューの機会、というのもあります。

特に知財系では社外活動もしたいので、その中で海外との接触とか意見発信に積極的に関係もしていきたい。

まとめると、自分のフィールドにおいて、その場の題材について意見を述べることができ、相手の意見を聴くことができ、それに対してさらに意見を述べてまとめることができる、ということになるかな。なんか時々ご意見番みたいな扱いをされるので、自分のフィールドがどんどん広がっていくのが悩ましいところではありますが。

英語による情報源を普通に使う

ニュース(文字、音声、動画含む)、WEB上の情報、書籍やオーディオブック、セミナー(オンライン・オフライン)など、通常自分が使う情報源で、英語の方が幅広いもの、新しいもの、そもそも一次情報が英語であるものなど、いろいろあります。これらを日本語情報と同じように選択肢に入れて自然に使いたい。

ソース、ということなので、使い道は仕事に限りません。自分の興味の赴くところ全てになります。種々の分野の第一線の方々のインタビューを聞くのはとても面白いですし、翻訳されていない英語のシリーズや、翻訳されていても原書の方が好ましい書籍も色々あります。

英語を鍛えるためでなく、コンテンツが英語であっても自然に摂取したい。

現状

そして、これらのレベルに対して、まだ達していない現状は以下の通りです。そして、3ヶ月で達するだろうと見込んでいる現状、でもありますが、具体的に書いてみると、ホントか?と思わないでもありません(苦笑)。段階を追ったアウトプット練習ができていないので、このまま継続ではちょっと厳しい気がしてきました。

インプット

英語のセミナーの受講、電話会議や対面ミーティングなど、自分のフィールドでのヒアリングは、概ね意味が分かって支障がない程度には聞き取れています。ここを起点にして質問する・意見を述べるといったアウトプットへの繋ぎはまだ距離がありますが・・・。

英語のテキストでの情報摂取は、事前知識のない初めて目にするニュースだったりすると理解が難しいことがあります。同様に、インタビューも、あまり明るくない分野の人だったりすると質問も回答もさっぱりわからないことがあります(英語自体の聞き取りが全然できていないわけではないのに全体の内容がつかめない。相当集中してメモでも取らないと無理みたい)。

調べものをしている中での英語情報は、前提となる知識があるためか、難なく理解できることが多いです。インタビューや会話も同様で、概ね目指すレベルに達しているように思います。

アウトプット

話すのは、一言で言って、まだ辛いです。基本英文のインストール練習でも、パッと思ったことを英語にすることができるレベルまで行っておらず、相当まだ繰り返し練習が必要な状態。基本のインストール、固定した材料(写真とか記事とか)について話す、動的な材料(相手の発言など)を受けて話す、という段階があると思いますが、まだ基本で足踏みしている状態ですね。少しずつ伸びては来ている気がしますが、現場に出ると玉砕するという状況が続いております。現場が高度すぎるという話はあるので、固定材料で練習するのを再開してもよいのかもしれません(今の所基本のインストールで精一杯)。

書くほうも、三行日記ですら全然英語が浮かばない状態が続いていたのですが、流石にインプットの量が増えたり、インストールも進んできたので、自分で英語が出てくるようにようやくなってきました。Google翻訳に当初からかけるというよりは、表現を拾うのに使うようになっています。相変わらず、毎日書くのが続かないので、そのせいで上達していない疑惑がありますが。

LIFEの方は

何しろほとんど英語の方の問題意識でいっぱいだったので、ひたすら英語に邁進して過ごしたのですが、4月の終わりに書いたように、英語をやることで、無意識を意識的にする必要があり、そのおかげで日本語での普段の姿勢にも影響が出ています。

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最も大きいのは、上記の記事で書いた獲得目標の明確化が定常化しつつあることです(まだ忘れがちで後から思い出すことも多いのですが、取り組みへの苦手意識はなくなりました)。今後は、もう少し普段の生活に組み込みたいこと、そして、振り返り・レビューの中で、こうした獲得目標・フューチャービジョンから振り返ってみる視点を入れて行きたいと思っています。将来のありたい状態からみて、今週の行動がどう効いているのか、という視点ですね。週のまとめの際に考えてみるつもりでいます。今週のテーマを設定するときにも考えてみるといいような。

また、上記の記事でも「ビリーフ」について書いていますが、グループセッションで取り扱った「ビリーフ」や感情のマネジメントについては、まだ未踏感がありますし、ちょっと厳しくて腫れもの扱いしているところもあります。プログラムを終えてこれで総仕上げかなと思っていたところ、次の課題はここにありそうだ、というのが最後の個人セッションで見えてきて、あ、これはここで終わらない、もう少しコーチング継続の必要がある、となったのでした(最後の5分で!)。

ということで、プログラムは終わりましたが、ヒデさんからのコーチングは、以前のペースに戻して(月1回30分のセッション)まだ当分お世話になることにしました。引き続きよろしくお願い致します。

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