天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

感情についてのセッション

3ヶ月間のMy Life & My English Programを6月に終了し、次の課題が見つかったので毎月のコーチングセッションを継続していくことになりまして、再開1回目のセッションでした。

リラックスしてパフォーマンスを出すために

次の課題として、リラックスした状態でパフォーマンスを出し続けるにはどうしたらよいか、というのが上がっています。仕事において、求められることのレベルが上がり幅が広がり続けるのに対応しているのではありますが、それがまた突然降ってきたりする。

重要性が増しているのと即興性が強く求められるため、「失敗できない」感が強くなり、その場を凌いでも、ものすごく疲れてしまうのです。自分としては準備が整っていないと思っている状態で出番に呼ばれる感じであるため、緊張が高まってその結果終わった時にどっと疲れるようです。

周りを見ていると、同じように求められて即興的に対応していても、そこまで緊張したり疲労感を覚えたりしている人ばかりではないようですし、このままジェットコースターのような気分で仕事をするのではフィジカルもメンタルももちません。これをなんとかしたい。

感情面の器を広げる

コーチのヒデさんからは、感情面の器を広げるのがよいでしょうという助言をもらいました。というのも、人間は、[こころ(感情)+ことば(思考)+からだ]からできているので、1)思考が行動を決める、2)感情は思考にエネルギーを加えたり、邪魔をする、3)感情を整えるとエネルギーがでる、乱されると思考が邪魔され行動も変わる。という関係にある。したがって、感情のエネルギーを管理して、不要に動じないようにし、エネルギー量を増やすと良い、とのことです。

で、私としては、感情のマネジメントはこれまで正面から扱ってこなかった分野であり、そろそろいいタイミングなのかも、と思って取り組んでいるところです。

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さて、W28の週のまとめにちらっと書きましたが、具体的に、感情に対するアプローチのステップとしては、以下のようになるそうです。

ステップ1:感情を観察する(というか感じてみる)
ステップ2:感情を作る思考を観察する
ステップ3: 良い思考は強化する。感情を乱す思考は書き換える。

で、「感情って何?」とそもそもの疑問が出て、あれこれ参考文献を漁って2週間ほど。ようやく「あ、こんな感じ?」と思えるようになってきた昨今です。

感情を観察する

ステップ1の具体的なやり方として、時間をとって静かに何を感じるか見つめてみる、と勧められたのですが、これがピンとこない。浮かんでくるのって既に思考のような??

セッション中に言われたのは、過去にあったことに対して抱いた感情について、蓋をして閉じ込めていることが多い(感じなかったことにしていることも多い)。そして、きつく蓋を閉めているので、何かのきっかけで外に出てこようとしてもなかったことにしてしまうことが多い。これについて、心理的に安全なところで、もう取り出しても大丈夫と思って向き合ってみるのがよいとのことでした。

過去には拒絶されたり嫌な思いをしたりして辛かったので、それに対応するために自分でビリーフを作っていたり、思い出さないように閉じ込めたりしていて、今でも同じような反応になってしまうことがあるのだけれど、自分も成長していて、大丈夫になってきているから、どうしてそういう反応になるのだろう?と立ち止まって考えてみて、過去の感情の原因を見つける、もうそんな反応をしなくてよいと解放するのがよいでしょう、と。

なるほどです。私の場合、例えば自分の思ったことを素直に出すと周囲に拒絶される(批難される)経験が多くありまして、その積み重ねの結果、志向が常識的でない自覚に至っています。このため、何かについて瞬間的に「やだな」「やりたくないな」と思ったり、逆に「やりたいな」と思っても、「それは仕方がないよね・難しいよね」と次の瞬間に否定してしまうことが習い性のようになっています。

が、年齢を重ねてくるうちに、最近は、そろそろこういうのも開放してあげてもいいんじゃないかしら?と思うことが増えています。年齢と経験を重ねたこと、そして時代も変わってきていることで、自分をある程度素直に出してもひどく拒絶されたりしないだろうし、拒絶されたとしても昔のようにダメージを受けたりしない、大丈夫と思える、ということかな、と。

ということで、特に自分の好きなことをしてエネルギーが高まっているときには、閉じ込めていた感情がひょいと表面に顔を出すことがあるので、よく観察していて、浮かび上がってきたときには捕まえる、捕まえたらそれについてどうしてこう感じるんだろう?過去にどんなことがあったんだろう?と考えてみる。原因に思い当たったら、その時は必要だったけど、もう役目を果たしたよね、と解放してあげる、というプロセスが良いでしょうとのことでした。

気をつけて観察するようにしてみると、色々ありそうです。引き続き、無理のない程度に取り組んで行きたいと思います。