天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

試行錯誤の度合い

この冬は、夫が妙に卓上コンロで鍋などに熱心で、特に拠点1では卓上コンロや鍋、鬼おろしなど持って碁会所で鍋パーティを複数回やったりしております。

もともと旧居で持っていた卓上コンロはそのまま拠点1に据え置いていたので、拠点2には存在せず、昨年は特にほしいという声も上がらなかったのでそのまま経過していたのですが、2回目の冬季になって、やっぱりほしいと言い出して、買ってきたりしております。(よく考えたら、昨冬は、夫の拠点2滞在期間は非常に短かったかもしれないな、と思い至った最近です。)

私はそもそも鍋とか焼き肉とかすき焼きとか、食卓で調理してそのまま食べるものがあまり好きではなく、冬は鍋!という宣伝を見かけるたびに「要らんわ〜」と内心ツッコミを入れる毎年です。なんで嫌いなんだ?と改めて考えてもこれ!というほどのものがなく、うーん、食卓が散らかるのが嫌なのか?うまく美味しくならないのが嫌なのか?ちょっと不明な感じです。

で、夫です。本人が言うには、色々試行錯誤して美味しく食べられることに挑戦したいのだそうで、食卓で試すと言うのは細かく調整したりその場でやってみるのがやりやすいのでやりたい、と言うことのようです。やってみなければわからないことは多いので、まずはやってみる。想像で却下したりしない、と。

結果、今回は、鍋が深すぎて取り扱いしにくかったとか、フライパンでは煙が相当出てその晩ずっと肉の焼けたニオイに悩まされたとか、色々な結果が出たわけですが、一つ一つやってみてここが失敗の原因だったから次はこうしよう、と工夫していくこと自体が楽しいみたい。ってリスクの許容度に繋がるものだよな、と思って見ておりました。

私はそこまでなんでもやってみようとは思えず、想像してこれはこうなりそうだからやめておこう、となることがそれなりに多い方だと思います。やってみないと分からないことはやってみるけど、そこそこ想像がつくことまでやってみて実地で失敗して調整することを全部やっていたら保たんわ〜。。と思うことも、特に日常生活では多いです。仕事ならともかくねぇ、というか。

で、この卓上料理については、全面的に夫がやってみたい、試行錯誤したいモードになっているので、まあそれなら口は出さずにお相伴に徹することにして、いただきました。ワタクシ的にはそこまでやるか〜ということは色々あったのだけど、食べさせてもらえるのなら黙りましょう、というモードで。結構我慢したけど(笑)。

まあ楽しそうだからいいか。もう少し美味しいとさらに嬉しいけどな〜。