天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

特定口座から新NISA口座へ移動

NISA口座について、勘違いしていて証券会社の変更が遅くなったものの、何とか今年の間にすることができました。

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自分の復習のために書いておくと、新NISA(2024年スタートの「少額投資非課税制度」)は、総額1800万円まで金融商品の運用益が非課税になる制度。内訳として、つみたて投資枠と成長投資枠があって、成長投資枠の上限が1200万円。年間(1月〜12月)の枠が、つみたて投資枠が120万円で成長投資枠が240万円の合計360万円。それぞれ対象となる投資商品は決められている。

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現在は、チーム7%のガイドラインに沿って全世界に分散投資をしているのがコアで、これまでのとっ散らかった投資状態を徐々にコア投資へ集約していこうとしている最中です。メインの積立投資は、クレカ積立をSBI証券で行うことにしていますが、特定口座で始めたのが2024年の5月。NISA口座に設定できたのが11月発注分からでした。なので、2024年のNISA積立としては2ヶ月分しかありません。年間枠は全然使い切れない。

ここで、今年の枠を使うために何をするのがいいのか、なのですが。私の現況から考えると、上記の記事にあれこれ書いた証券口座の状態やらなんやらで、候補となる(=最終的に整理したい)資金は以下の通り。

(a) 旧NISA口座(移管前の証券口座に寝かせてある。2023年にロールオーバーしているので満期は2027年)
(b) SBI証券の特定口座(全世界投資を始めたばかり)
(c) 米ドル建ての社債(2028年償還)
(d) 米ドルMMF(上記の社債のクーポンが入ってくるのでそこそこの額がある。しかし平均為替レートが124円とかだったり。。)

10月のまとめ記事の中にも引用した下記の動画によれば、


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優先順位は以下の通り

  1. 年末に満期になる旧NISAの(手動)ロールオーバー
  2. 新規投資資金(一括・積立)
  3. 特定口座の投資資金の移管
  4. 新NISAの総枠の開放
  5. 来年以降に満期になる旧NISAのロールオーバー

順番に見ていくと、まず、手持ちの旧NISAは今年満期ではないので、2に移ります。新規投資資金を別途考えている、ということもないので、次に特定口座の投資資金の移管を考える、になりますが、いくつか手持ちの特定口座のうち、上記の(b)、始めたばかりのSBI証券の特定口座は投資先の中身が新NISAの方と同じですし、ややこしいだけなので早めに統合したい。そして、現在の市場の乱高下?の影響でちょうど含み損が出ています(=課税されない)。


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この動画でも、移管した方がいいかパラメータが多くて難しいと言われる中、含み損が出ているものは今売却したら絶対課税されないので、今のうちに移す一手。ということで、売却指示を出し、待つこと数日で現金化されました。なお、含み益が出ている海外(先進国)リートだけ一応残しています。まあ大した益でもないので一緒に動かしても良かったのですが、まあ一応。

入った現金を原資にして、ノンセルリバランスをするように管理アプリに計算してもらい、その口数で発注。これも待つこと数日で約定しました。結局、売却したのが10月21〜22日、NISAで購入したのが10月29〜30日だったようです。

特定口座の移管をこのように一気に進めるには、つみたて投資枠は使えませんので、成長投資枠で行うことになります。結果、成長投資枠の残がかなり少なくなり、27年満期の旧NISAを手動ロールオーバーするほど残りませんでした。また来年以降考えたいと思います。