天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

東京出張

総会の直前でドタバタしていた先週、そっちには全く関係のない内部監査部門の部下から、私が監査役をやっている子会社に出向いて打ち合わせするけど来ます?と言われて、みんなが対面打ち合わせしている中でひとりリモートは情報の欠落が激しいので、同席することにしました。

がしかし。朝一番9時からの打ち合わせですか〜。私が参加することあんまり考えてなかったよね、その設定。

ということで、昨年11月から半年いや7ヶ月ぶりの東京出張に、それも始発近辺の新幹線に乗って行って参りました。

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打ち合わせの主目的は、この子会社の成長が著しすぎて連結上に占める売上・利益が小さくなくなってしまったため、J-soxの統制整備をする羽目になり、そのキックオフミーティングでした。

J-soxは監査役監査には直接関係はありませんが、内部監査部門の長であるというポジションと、統制整備のために業務フローを分析していくのは監査役監査にとっても有効情報であることからできるだけ細部まで把握をするようにしたいと思っています。個社事情を離れても、0から整備をしていくのは経験として貴重なのでしっかりみておきたい、ということもありますね。

全体にやるべきこと、順にどのように進めるか、などの説明を横で聞き、なるほどそう見るのか、とか思ったり、ときには対立しそうになるところを調停したり(急成長しているということは、いくらリソースがあっても足らないということで、そこにこうした整備をエビデンスもってやるっていうのは負荷でしかないわけで、どうしても反応が防衛的になりますね)。

好きにやらせてもらいたい、それだけの稼ぎは叩き出してる、という自負がありつつも、

誰かちゃんとみてて手綱を引いて欲しい、ちゃんと突っ込んで欲しい、という気持ちも大いにあるんですよ〜!!

とこの子会社の社長が言われていたことが印象に残っており、ちゃんとその役目を果たしておかなくちゃな、と思うのでした。監査法人も 注目しており、そちらとの連携も増えそうです。

監査法人と親会社監査役との関係とか、内部監査部門との関係とか、少しずつ見えるようになってきて、視点が変わると新鮮です。課題が見えすぎて、両足均等に立てておかねば、とか思いつつ、つい執行側に立ちたくなるのは仕方がない面もあるよねぇ、などと。

とりあえずキックオフは済んだので、この後毎週のように打ち合わせしつつ進めるというので、全部現地参加はやめて、節々で出向こうかなと思っているところです。オリンピック期はパスしたいので次は秋かなぁ。ワクチン済んでるといいなぁ。

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