天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

仕事雑感

コース別人事に思う

男女雇用機会均等法ができたときに、多くの企業(特に大企業)では総合職・一般職といったコース別人事制度を導入していて、今でも存続しているところが多いと思います。前者が基幹的業務に従事し、後者は補助的業務に従事するとされていて、大きな違いの一…

研究活動開始

新年度を迎え、某所での研究活動も新たなテーマで始動しました。なんと7年目です。運営側に回って今年は3年目。昨年も事前準備にいそしんだという記事を書いていますが、今年も同様に準備しつつ、さらに昨年度の反省に基づいて、運営サイドでのテーマに対す…

タイトル変更

2014年に法務と知財が組織ごと事業会社から持株会社に移って3年経過しました。 その際、既存の部の中から別の部の中へ移動させたため、冠となる部門名がなぜか「管理部」となっており、あまり名は体を表していない状態だったのですが、配下の課は法務課であ…

今年度の研究活動ほぼ終了

今年度も継続している某所の研究活動は、各社から派遣されているメンバー10数名で、月の1回の会合を会場は各社持ち回りで開催し、1年かけて1つのテーマについて検討し、結論を出すところまで持っていくのがミッションです。 今年も4月から月1回の会合を重…

緊急対応

今の勤務先に転職してから9年経過し、10年目に入りました。少し前に書いた記事を引用しておきます。ここからさらに2年以上経過していますね。早いものです。 backstage.senri4000.com 上の記事にも書いていますが、しばらくの間、訴訟・係争の数が半端なく、…

上司というもの

今の勤務先に転職して来てからの数年間上司だった方が、現在監査役となっておられ、内部統制の関係でここ数ヶ月ご一緒することが多くなっています。 上司と部下だった頃というのは、こちらは知財部門の実務責任者で、先方は部門長兼務の担当役員。技術系では…

仕事始め

今年も家族都合で1日余分にお休みを頂き、本日が私的仕事始めでした。 年末年始は、納会やら年賀やら、種々の行事が目白押しです。行事というものがいたく苦手な私としては、昔からこの時季が憂鬱だったのですが、所属集団によって儀式性の高さは色々で、う…

追い込みと仕込み

12月に入りました。 4月始まりの年度で動いているものは、そろそろ仕上げを見据えて追い込みの時期に入っていきます。それと並行して、来年度をスムーズに始めるための仕込みに入る時期でもあります。着地を見据えて新たな企画を立てる。 仕事の方は、どちら…

働き方の裁量

少し前に勤務先が企画業務型裁量労働制を導入する等という話を聞いていて、そういえば特許事務所に勤めていた頃は裁量労働だったところを転職して企業勤めに戻ったらガチガチの定時勤務になってしまい当初は有給休暇も少ないしまだ息子2号は小学生になったば…

合宿の効用

ここ数年、外部団体で研究活動をしています。年度単位でテーマが設定されており、人の入れ替えがあります。いくつかのテーマをそれぞれ研究している10人前後の小単位がいくつか集まって中単位になっており、継続している人も年度替りに中でシャッフルされて…

どの仕事にいつ着手するのか

2014年の5月に配下の部署に新入社員が配属になりました。事務系の一般職で、法務のバックヤードを引き受けてもらうことになります。時々契約書の検討もしてもらいます。 初めての人にどのように仕事を配分するかというのは中々難しく、1つずつ与えてそれが出…

イベントの幹事業、「段取り八分」

ここ数年、外部団体での活動に精を出していますが、1年に2回研究発表を行う機会があります。秋に中間発表、年度末に最終発表という形です。そして、秋は交流を深める目的も兼ねているため、合宿で行います。総勢80名ほどの中、参加者が60(宿泊)~70名(日帰り…

ロケットスタート

中島聡さんの、「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である」を読みました。 [asin:B01GPCKJWK:detail] 完成までの時間を見積もるために実際に作ってしまう 著者は、仕事をする上で最も大切だと考えているのは「常に締切りを守れるよ…

修行に出ます。。

諸般の事情で、法務部門の最終承認者になってしまいまして。 ということは、契約検討依頼、法務相談のワークフロー、契約締結の稟議審査の全件に承認者として入るということで、話には聞いていたものの、月間3桁の件数があるということは、稼働日で割り算し…

事務担当者に求めたい資質・スキル

人員計画で補充要望を出すときに、スペックや育成計画を可視化しておくわけですが、事務担当の補充要望に当たり、今事務をお任せしている方に詳細なものを作成してもらいました。 今お任せしている方は私が今まであった中でピカイチのスーパー事務さんなので…

物事の進め方のスタイル

何度かこのブログでもグダグダ述べているように、先月に行った会合での運営がうまく行かず、かなり凹んだわけですが、メンタル回復してから、なぜうまく行かなかったのか自分で原因を考えつつ、人にも相談していました。 原因がただ一つ、ということはないの…

平常運転までの道のり

先週のまとめに書きましたが、先週半ばにかなり凹むことがありました。詳細は書けませんが、運営責任を負っている会議がうまく方向を見出せなくて迷走しかかり、みんなが考え込んで議論が進まなかったのでした。 準備が足らない気もしつつ、一応はその場のシ…

テーマ研究でのグループ討議

ここ数年継続して参加している某所の委員会活動では、年間で1つのテーマを掘り下げて研究を行い、結果を論説の形に纏めて行きます。母体の異なるところから派遣されてきた10人前後のメンバーで1年間行うのですが、始めのうちはバックグラウンドがよく分から…

一次情報としてのメモ

先日、事務方をお任せしている方から、指導している人について相談があり、一度説明したことが分からなくなって再度聞かれたり、聞いたことを忘れてしまったりする傾向がある、とのことでした。 そこで、説明を聞いているときにメモを取っているのか、取った…

席替え

勤務先会社では、知財と法務は1つの部の中の2つの課で、物理的にも隣の島で仕事をしています。 私の業務範囲は両方を見ろと言われたり知財専業に戻れと言われたり色々ですが、5月の半ばからまた両方レポートラインに入れることになりました。知財側が7人、…

職場のディスプレイ環境

自宅では、ノートPCに外部ディスプレイ(24型ワイド画面)を繋いで使っています。Amazonの購入履歴によれば、導入したのは2011年5月なのでもう5年になります。このくらいの大きさがあると、常時2ウィンドウを開いて1つを参照用に、1つを入力用にできますの…

三本柱再び

地元での判例勉強会に出たところ、数年ぶりの再会がありました。最近ドタバタしていたので出席も迷っていたのですが、勉強会の中身も濃いものでしたし、その後の飲み会での話も楽しく、行ってよかったです。 飲み話の中で、ずいぶん色々なことを聞かれたので…

新入社員研修

新入社員が各部門を回るローテーション研修の真っ最中です。 当社の場合、層別研修が制度として確立しているとは言い難い状態で、種々の研修制度が模索中という感じがあります。社員向けの知財研修も、まだ確立してはおらず、グランドデザインを考えようと言…

事前準備

今年度も某所で研究会活動をしています。 昨年度から運営側に回っているのですが、限られた回数の中で各社から参加されるメンバーと議論を重ねてそれなりのアウトプットを出そうと思うと、かなりしっかりイメージを持って進めないと時間切れを起こします(実…

スキルマップ

年度が変わると、夏季賞与のための先期下期分の人事考課のシーズンになります。上期が終了したところで冬季賞与のための考課となるわけですね。 成果主義とか目標管理とか人事考課のやり方はその時々で変わっていますが、現在は各人の業務全体を難度と負荷量…

新年度

始まりました。 毎年のことながら、業務的にはこの切り替えタイミングでなにも起こらないので、淡々と初日が過ぎていきます。入社式があり、社長、役員のみなさまの出入りを横目でみつつ、イントラにアップロードされた新入社員紹介を眺めるくらいでしょうか…

年度末も外部活動にて

某所の研究活動、来年度の引継ぎ完了、でも個別の活動はまだ継続、と書きました。 backstage.senri4000.com 継続している個別活動で、論説の原稿を検討するために臨時の会合を設定し、行ってきました。今年度も最終日は東京出張となりました。 議論は活発に…

歓迎会

3月1日から法務側に中途採用2名が入社しまして、様子が分かってきた近頃、歓迎会を行いました。知財側には、同時期に産休補充で事務の方を派遣会社から来てもらうようになりましたので、同時に歓迎です。 法務の中途採用は、マネジャー層を採用してから実務…

引継ぎ

某所での1年間の活動がほぼ終わり、来年度に向けての引継ぎのための会合が行われました。 活動は1年単位で、参加者も1年毎に募集されますが、母体となる委員会はアドホックではなく常設されており、毎年約半数の方が継続されます。会社からの派遣であり、参…

1年の活動総括

外部団体の委員会活動で、年間テーマの下での研究活動をしています。4月から始めて、各社から集まった10人前後のグループでディスカッションを重ね、3月までの1年間で一応の成果を出すことになっています。 成果の形としては、論説の形式に纏めることと、委…