天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

卒業式

息子2号の中学校卒業式でした。

まだ、公立高校の入試がこれからなので、進路が決まっておらず、なんとも落ち着かない感じではありますが、無事に子どもたちの義務教育が終了したということで、感慨深いです。息子2号については学校へ出向く機会も息子1号の頃と比べてすっかり少なくなってしまい、3年間で数回しか行っていませんが、それにしても、この学校とも縁が切れるわけですね。。。

そんな感じで親の方も感慨に浸ったりする卒業式という機会だと思うのですが、普段からあまり学校行事に顔を出していないせいか、はなから息子2号には

お母さん、卒業式来るの?

とか聞かれましたし、行くと決めてからも、当日某所の合宿とダブルブッキングになってしまったため、色々調整をしていたら、

何が見たいの?見たいものだけにすればいいじゃない。

と、なんともあっさりとした反応でした。彼にしてみると、

友だちと離れるのは寂しいけれど、親と離れるわけでもないし、関係ないじゃん。

ということになるようで。中学校生活は、振り返ってみると(あまり言い立てることはなかったものの)面白くないことも、キツイことも色々あったようで、休みがちになっていたことも多かったのですが、今年は担任にも恵まれて、今までで一番楽しい年だったとのこと。いい思い出で卒業できてなによりです。何度か進路面談でお話ししましたが、確かに、説明もわかりやすく、納得しやすい対応をして下さる先生で、息子2号にとっては楽だっただろうと思います。

さて、卒業式は、割と伝統的な形で進みまして、特に特筆すべき特徴的なところがあったわけでもありませんでした。急に春のような陽気になり、これは良かったなと思っていたのですが(さすがに桜はまだですが)、会場の体育館はストーブでは追いつかないらしくやっぱり寒かった。

校長先生の式辞では、言いたいことは大きな括りでは一つだけ、

何があっても生き抜いてください。

と言われていました。VUCA(Volatility, uncertainty, complexity and ambiguity)と言われる今の世の中で生き抜くのはそれほど簡単ではない。そのために、たくさんの本を読んで下さい。と。

式辞の中で触れられていた、大学生の生活状況調査によれば、5割近くが全く本を読まないらしいですが、息子2号もこの系統で、1号は読むけど2号は全くですね。理解力は悪くないと思うのだけど、面倒らしい。どこかで面白さに目覚めてくれると良いのだけれど。

式辞の後は、淡々と祝辞や送辞、答辞と続き、2時間弱で終了。それにしても、卒業証書授与は全員名前が呼ばれて1人ずつ受け取るのですが、クラスで2〜3人ずつくらい欠席があり、目立ちました。まだ収まっていないインフルエンザの流行のせいかもしれません。1割くらい欠席者じゃなかったのかな。

最後の学活の後、12時から校庭で門出式(在校生や保護者でアーチを作って卒業生がそれをくぐって校門を出て行く)をと言われましたが、次の予定が押していたのでそれはパスして帰ってきました。さて、一区切り。来週は公立高校入試です。最後のひと頑張り、頑張れ、息子2号。