天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

交通路の多重化

昨朝は、久しぶりに拠点1で公園までの朝ウォークができ、思い立って久しぶりにVoicyを聴きながら歩きました。

Voicyでは、「どうなる2024」特集が組まれており、その中の「社会」で佐々木俊尚さんとVoicy代表の緒方さんの対談形式の配信がありましたので、主にそれを聴きながら。

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元々佐々木俊尚さんはフォローしているパーソナリティでもありますので、元日からの放送を遡って聴きました。2拠点生活をされていて、東京以外の拠点が福井県敦賀市ということで、今回の能登地震の影響(特に津波警報)を受けたという話がありました。

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高台に避難してからの後半(1月4日分)の中で、3日のラジオの生放送の出演のために2日の新幹線を米原から予約していたけれど、米原までの特急が運休になってしまったので、米原まで車で行って東京に戻ることができた。この体験から、交通路の多重化が重要だ、と言われていました。

拠点2を開設するときに、暑さを逃れて涼しいところに行きたい私としては、北海道も一瞬考えました。2拠点にしたのだったらもっと思い切って遠くに行ってもよかったんじゃないの?と言われることも時々あります。でもね、飛行機でしか移動できないところは、空路が封鎖されると復旧に時間がかかる(閉じ込められる)こともありがち。息子1号が北大受験した時に大学側の説明に切々とそのような注意書きがあってなるほどと思った覚えもあります(受験が冬季だというのも大きでしょうが)。ということで、北海道は魅力的だけど遠過ぎるし事実上空路オンリーになるのでやめました。

その観点で、その気になれば出社できるところということで今の拠点2の街を選んでいるのですが、天災が起こった時の交通路の多重化という点では弱いです。これまでに何度か台風、豪雪で高速が通行止めになり、高速バスが運休になって拠点2に閉じ込められていますが、こういう高速が通行止めになるような時って、同時にJRも止まってます(苦笑)。下手をすると下道も通行止めだったりします。一蓮托生、多重化しているようでしていない。

backstage.senri4000.com

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地形的に昔から孤立しがちだった地域なので、災害時は動かずに復旧を待つのが正解のように思います。上記の記事のときも引きこもって待ちました。高速の通行止めくらいは数日で復旧しますからね。JRは急峻なところを通しているせいか土砂崩れなどが起こるとかなり長期にわたって運休になり、復旧の見込み立たずになることが時々あります。JRの多重化が高速バスなのだと思う方が良さそうです。

出張が近い時は、ギリギリまで拠点2にいるのではなく、動きやすい拠点1にしばらく前からいるようにするのが良いのだろうな、と思いました。

近年は台風が近づくと早めに電車の運休が決まったり、企業も早期退社や在宅を促したりするようになっており、無理に予定を強行することを考えるよりは、行かなくても良いようにする方向が良いですね。一般人には生放送などはありませんし、最近の打ち合わせは対面でなくWEBで事足ります。大勢が一堂に会する必要があり、そこで自分が挨拶をする、くらいでしょうか。それも通信が途絶していなければ急遽WEBでもできそうな気がします。

リモートワーク前提の私としては、お休み中だけ別拠点に行ってるので会社のPCは同行させない、ということはやめておこうと学習したくらい(台風の時に予定通り戻れなくてPC抜きで仕事する羽目になりました)。