某所で紹介いただき、競争政策研究センター(CRCP)の掲題の国際シンポジウム(日経新聞社と共催)に行ってきました。
http://www.jftc.go.jp/cprc/koukai/sympo/index.html
登壇者の大半(北大の田村先生を除き)が経済学者の方々で、主催者も公正取引委員会の競争政策研究センターということからか、あまり知財畑の関心が高くないのか、聴衆に見たことのある方が少なかったようです。
基調講演が50分ずつお二人、田村先生と、一橋の長岡先生からのコメントを20分ずつ。そして、センター長の岡田先生の仕切りによる、これら4人の方々によるパネルディスカッションがたっぷり。
ディスカッションのテーマとして、特許制度と競争政策の補完・協調の各国でのあり方(具体的な実情を踏まえ)、特許(制度)の質について、標準必須特許について、PAEについてなど、発言を求められたコメンテーターの方から「大変重いテーマだ」というコメントが飛び出すほど。予定時間を多少オーバーし、大変興味深いコメントをいくつも聴くことができて有意義でした。