天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

グッドバイブスセミナーin大阪 第3回

とても濃くて楽しく、気づき満載のセミナー。セットでついてくる懇親会でさらに深い話題もあり、毎回楽しみに参加しています。今のところ3回皆勤。

nokiba.doorkeeper.jp

今回のテーマは「計画を手放す」で、グッドモーニングバイブスやグッドバイブスTVなどでも繰り返し語られているところです。いやでも、セミナーの準備もしないってそれは無理では・・・。などと思っておりまして、ちょうど先日講師を依頼されていたシンポジウムでは投影用の資料・印刷配布用の資料(同じものです。違ったものを準備してもいいわけですが、まあ同じにする人が多いです)の締め切りが約1ヶ月前でして、こういう場合はどうするの?という疑問がありましたので、それを解消するのを狙いとして参加してきました。

私の直接の疑問については、「他の人が計画を持っているときにどうするか」という話であり、それについては「折り合いをつける」ことになるのだけれど、設定されている締め切りがどうやって決まっているのかについては考えてみた方が良い、と。実際には、適当に決められていたりとか、バッファを持たせてあるとか、前からそのように決まっているから踏襲されているだけとか、締め切りを決めている人は実は根拠をしっかり持っているわけではない=自分で決めていないことが多い、という話がありました。

決められた締め切りが絶対守るべきものではない、そこには一度疑問を挟んでみた方がいい、というのはその通りで、締め切りを設定する側に回ったことも何度もあるので、全ての締め切りが絶対的ではないし、きっちり根拠を持って決められているわけではないのは承知しています。自分が心置きなく良い仕事をするために、自分の方に余裕を持たせるために、締め切りを後ろに倒すという話もあって、なるほどね、と思いました。自分で決めるのが大事。

と言いつつも、私の仕事としては、法定されている締め切りを抱えているものが多いので、絶対守らないとダメかと言われればそうではないけれど(人が死ぬわけでもないし)、面倒なことになりまくる(訴訟になったりとか)ので、そのレベルのものはちゃんと締め切りを押さえてやりたいよねぇ、とも思ったのでした。ちゃんと色分けして適切にやる。でもどうしようもない状況であればそこを変に怖がらずに倒せるところまで倒す、ということかな、と。

実際、株主総会をいつ開催するかというのは、会社法と各社の定款の規定で決められていて、事業年度の終わりの日を議決権行使の基準日としている都合でそこから3ヶ月以内に開催する必要があるのですが、今回のコロナウィルス感染症の影響で開催困難な状況が生じた場合には、状況が解消してから合理的な期間内に開催すれば良い、とされたわけで、絶対じゃないよね、という。

blog.livedoor.jp

さて、そもそもなぜ計画を手放すのが良いのか、については、以下のようなキーフレーズからお話がありました。

  • 本当のことを何も知らない

  • 未来報酬型(サウナ型)の幸せは楽しくない

  • 他者との比較で決まる「理想の自分」はイリュージョン

  • 右肩上がりの成長では常に不足感があり幸せに感じられない

  • 「有意義な時間」はイリュージョン

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こんな絵は、グッドバイブス的ではないよね、ということかな(笑)。

で、実際どうすれば?については、以下の順にやる、それも、他のことを考えず、そのことだけをやる(=本気でやる)。

  1. 約束(予定)
  2. やるのが避けられないこと
  3. やりたいこと

だいぶ考え方には慣れてきました。説明も理解できるようになってきました。実際にその場で当てはめる段階だな、と思います。気づきを積み上げて実践していきたい。そしてまた来月も参加したいな。