天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

湿原へ

昨年もゴールデンウィークは拠点2で過ごしましたが、夫は拠点1にいたり他県に出かけたりしていて、完全におひとりさま状態でした。

backstage.senri4000.com

今年は、入れ替わりあるものの、ほぼ二人とも拠点2に滞在しています。夫は、ギリギリまで予定が入るの入らないのと言ってましたが、結局あまり大型のイベント(遠方)に参加するのはやめたようでした。

さて、拠点2の街は、県の第2の都市であり、平成大合併で面積が広大になっています。隣接する市も同様で、隣県までの間に結構な距離があるのに自治体は2つ。広大な農村と山林が開けています。拠点2を選ぶときに、公共交通機関で移動できることを条件にしましたが、それは街の中心部だけで、緑が広がる地域に行くには車が必須です。昨年は、隣町までJRで出かけましたが、それが限界でした。

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我が家の車は、私も運転しますが、基本は夫とともに移動する形で、特に拠点2では私はほぼ運転せずに過ごしています。道が細い・分離型の歩道が少ない・のに観光客が多い街中か、田舎道で細くてすれ違うのが大変のどちらかになりがちなので自分の運転技術の手に余ります。

拠点2の街中遊び?や自転車・歩いていける近隣の森林浴は制覇した?のですが、車でお出かけしないと行けない地域はまだまだ未踏のところが多い。なぜって車と運転手が揃わないと行きにくいからです。地域の情報誌を見て、こんなところにこれがあるんだ〜と、いってみたい気持ちになっているところがいくつかありました。

そして、春です。新緑のゴールデンウィーク。こんなところに祝日の塊があって稼働日が少なくなるのは迷惑!とか思いつつも、関係者が休んでいる以上、自分だけ働いても仕方がありません。であれば、お休み満喫してリフレッシュするのが最善ではありませんか!

ということで、前置き長いですが、車で緑の中にお出かけです。山に行って桜、というのも考えましたが、桜はかなり見ましたし、ここは別の方向へ行きましょう。

まずは、母方の実家があったあたりへ。情報誌によれば、コテージがあり、テントも張れるキャンプ場になっているようです。国道が新しく通ったり、トンネルができたりして、昔の風景がかなり変わっていて思い出すのが難しい。多分この辺だよね、と思いながら辺りを散策してきました。

良さそうなところだったら泊まってみてもいいかな、とも考えていたのですが、うーん、いや、この近距離でわざわざ泊まりに来るほどではなさそう。懐かしく、辺りを見渡して満足しました。

次いで、近隣にある湿原を目指します。水芭蕉が満開という話で、それとともにシーズンオープンらしいのですが、そこに至る道(林道)が冬季閉鎖中の看板があり、「冬季」っていつまで?と分からず、ひとまず行ってみよう、で行ってみたら、やっぱりまだ冬季中でした(悲)。

かなり山を登ったのに〜と恨めしく思いながら再び降って、迂回路を行きます。こちらもなかなかの山道です。すれ違うのは大変です(運転は無理です)。でも、こんな山道なのに、下ってくる車もそこそこ居て、ちゃんとオープンしてるんだ!くる人もいるんだ!とちょっと安心したり。

途中で電柱と電線がなくなりまして、どんなところだ?と慄きましたが、水辺に水芭蕉が満開で、水の流れの周りには黄色いリュウキンカが密集、向こうのほうにある木の緑と青空に映え、とても綺麗でした。鶯の鳴き声にまったりする中、木道を散策。車椅子も通れるように整備してあり、こんな山の奥に!と驚き。清掃協力金をお支払いしました。

森林の中の遊歩道も歩いてみたかったのですが、そこまで足を伸ばすのは夫が好まなかったのでやめました。それでもずいぶん付き合って歩くようになったものだな〜、と思います。お互い少しずつ歩み寄って、ちょっとした散策を一緒にすることが増えました。

大満足して、戻るついでに何度か来ている隠れ家風喫茶店に。ここは比較的街に近いあたりのキャンプ場・滝の方面にあり、夫が気に入ってもう3度目です。ゆっくりできて落ち着くのですが、流石にGWとあって満席で驚きました。

順にサーブされるのをゆっくり待って昼食とデザートをいただき、たっぷり時間を過ごして満足。

戻りの幹線道路は反対車線がずいぶん混んでいました。やっぱりGWです。とはいえ、密度が拠点1とは全然違うよね、と思います。少し走れば、全く人がいない空間をのんびりドライブしたり散策したりが簡単にできます。拠点1だと街を出るのに一苦労、という感じになりますもんね。