天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

半分一人暮らし

拠点1が落ち着いて、元々2拠点化してやりたかった形に近づけようとしています。

私としては、拠点2を本拠として暮らしたいのだけれど、全面引越すのもいくつかの点で都合が悪いので2拠点にした、というポジションです。ここでの「都合の悪さ」は、拠点1での活動の便宜で、オフィスへの出社、実家訪問、リメディアルセラピー、美容院といった定期的なもの、美術展や演奏会の鑑賞といった不定期のものがあります。

一方、夫を見ていると、拠点1が本拠なのは変わらず、拠点2も楽しくて快適なので適度に滞在したい、という感じ。囲碁関係の活動が増えていて、拠点1でも拠点2でもそこそこあり、他県に出かけることもあったりします。そして、イベントが多く、休日はほとんど何かしら予定が入っています。活動歴が長いのと、街の大きさ(人の多さ)が全然違うので、拠点1の方がイベントの数も多い。

そうすると、私の滞在割合は、季節変動あるものの、月に10日程度が拠点1で残りの20日程度が拠点2。夫は逆に、月に7〜10日が拠点2で残りが拠点1という感じです。これまでのところ、拠点2に夫が来るときは必ず同行(少なくとも往復のどちらか)していて、夫が一人で拠点2に滞在していたことはありません。このため、夫が拠点2にいて拠点1に私が一人でいる、ということもありません(夫が別のところに泊まりで出掛けていることはありますが)。

とすると、私が拠点1にいる間と夫が拠点2にいる間の合計、月に15日〜20日が二人で暮らしている期間になり、残りは一人暮らしなんですよね。酷暑を避けて今年は夏には拠点2に引き篭もる宣言をしているのですが、そうなるとさらに一人暮らし期間が長くなるな〜と。

そんなことを、このゴールデンウィークを一人で拠点2で過ごしていて思ったのでした。子どもたちが独立して夫婦二人暮らしに戻る、と思ってたら一気に一人暮らしだった、みたいな(半分だけど)。

振り返ってみると、私の一人暮らしの期間って短くて、大学生活の4年間と、夫が海外赴任していてしばらく日本に残っていた間の数ヶ月。5年に満たないですね。あとはずっと家族と暮らしてきたのか〜。

家族と暮らすって、それぞれの滞在時間がたとえ短かったとしても、生活の本拠がそこにあるかないかで大きく違いますね。寝るには帰ってくるし、洗濯物は出るし、時間が短かったってそれなりに住んでいればゴミは出るし汚れます。それなりの広さが必要になり、所有物がそこにあるのでものが増える上、勝手に処分できない。食事時に家にいれば一緒に作って食べたりもする。子どもの幼少期・学齢期は生活の場であることを重視して回し、生活スキルが身につくように気を配ってきました。

大人二人に戻って、相当量の所有物を処分して住まいを更新してみると、かなり状況が変わったな、と思います。いない間の期間、より一人暮らしに近づいたな、という感じ。特に拠点2は、間取りの関係で、夫の居室を閉め切ってしまうと、全く一人住まいのようです(笑)。私の居室はLDと一つづきでオープンですし、ちょっと広めのおひとり様住まいのようで妙に快適。

特にお休みの日を一人で過ごしてみると、一人暮らし感が高まります。仕事中は、なんだかんだで画面の向こうの人と会話する機会も多く、あまり一人でいる感じがしないのですが、お休みになると家の中で声を発する機会がありませんし、聞こえてくる声もなく、生活音も自分が立てるものだけ。上階や外の音もほとんど聞こえないので、静かなものです。ちょっと寂しくなるくらい。

そういう意味で、生活音を立ててくれる洗濯機とか調理家電、ロボット掃除機はなんだか落ち着きます。それも全くないときは、BGMをかけておくのが良いようです。全く無音の生活ってちょっと落ち着かないんですよね。今日のお供はSpotifyでFrench Pop 2023です。

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一人暮らしを満喫しておりますが、満喫しすぎて生活ペース乱れると(年齢の関係もあって)辛いので、ペースはそこそこに保ちつつ暮らしたいのでした。とはいえ、どうも4月は色々お疲れだったせいもあり、仕事以外のあれこれでチャージしている感じになっています。