天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

日常からの脱出

本日も佐々木俊尚さんのVoicyを聴きながら朝ウォークしておりました。タイトルは、「多拠点移動生活は「退屈からの絶え間ない脱出」である」。これは聴かねば、です(笑)。

voicy.jp

佐々木俊尚さんは、3拠点(東京、軽井沢、敦賀)の生活をされており、それぞれに良いところがあって拠点を構えていて、もちろんそれぞれの土地が気に入って拠点にしているわけだけれど、どこでもしばらく滞在していると他の拠点に行きたくてうずうずしてくる(大意)ようなことを話されていました。

旅行好きの人からは、しばらく旅していないと旅に出たくて仕方がなくなるのだ、というような話を聞くことがあります。転居回数が多い人からも、同じ家に数年住んでると引っ越したくなるという話も聞きますよね。ちょっと似てるかな。

2年目になっている私の2拠点生活は、昨年春頃には、拠点2が本拠で拠点1は「所用をこなすところ」とか思って書いているのですが、2023年全体を振り返ってみると、そうでもない(半々)だな、ということが判明したり。

backstage.senri4000.com

実際に、しばらく一方の拠点にいると、だんだん落ち着かなくなってくる、というのはあります。飽きてくるとも言えるかな。

旅行に行った時には、家に帰り着くとなんだか落ち着くという感じがあると思うのですが、自宅が2箇所あると、面白いことに、どちらにいても長期間になると他方に行きたくなる、落ち着かなくなってくる感じです。これってどうなの?という気もちょっとしていたのですが、

退屈からの絶え間ない脱出である

と言われると、なるほどそうかもな〜と納得したのでした。

今回の年末年始を拠点2で過ごしたときも、自宅なんだけど旅行気分もあり、泊まるところの心配なく観光=非日常気分も味わえて、いいとこどりっぽいよね、と夫と言い合ったりしていました。特に拠点2だとワーケーションのような感覚にもなりやすいです。

先週末から拠点1に入っていて、今回は先週末の夫の予定、今週末の家族の予定(母の卒寿祝い!)、来週半ばのオフィス出社、と飛び石で拠点1に予定があり、2週間の滞在になっていて、そろそろ拠点2が恋しいです(笑)。

拠点2の方が自然が近い(ので歩いていて落ち着く)、街が静か(なので落ち着く)、自宅の環境がいい(新しい民間アパートなので設備面が充実してる)、近所のスーパーの品揃えがいい(元々魚屋さんだったらしく、魚関係が充実してるし、大型店でもあるので野菜などの生鮮品も多い)。でも都会じゃないので百貨店や大型書店はないし、知り合いがいないし、リアルな活動もない。

拠点1は、この裏返しで、都会だから買い物や書店ザッピングの楽しみがあるし、知己も多いので対面での機会も多く刺激的。でも自宅の環境は古いから今ひとつだし街は騒々しいし歩くのは昼夜を問わずできるけど自然は多くないのでしばらくいると疲れてくる。

という感じかな〜と。

最近重要だ、と思うのは、充実したスーパーが近所にある重要性ですね。引っ越すときはあまり重視して考えていなかったのですが、拠点1の現居って、歩いて行ける範囲のスーパーが今ひとつなんですよね。。。旧居の近所にはかなり充実したところがあって、拠点2のスーパーはそれに割と近い感じで使える(品揃えの充実の方向がちょっと違うけど)のですが、拠点1の現居はいくつか行ってみましたがどこも今ひとつ感が(求めているものが違う)。特に、滞在が長くなってくると、適当な食事だけで済まなくなるので(笑)、残念感が増しますね。

このため、元々行っていた旧居近くのスーパーに時々行く方が良さそうだな、という結論になりつつある昨今です。ただ、ここ、歩いていくには2Km超えていてちょっと遠いんです。朝ウォークの公園と同程度なんですが、公園にはプロントがあり、ベンチもあるけれど、スーパーにはそれがないので往復路で考えると長くなりすぎるので間に座れるところ・機会を挟みたい。ランチや夕食、カフェなどいくつか試しているところです。