天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

定期演奏会を聴く・見る

地元オケの定期演奏会に行ってきました。

もう一息で蔓延防止等重点措置が解除になりそうですが、まだしばらくは感染防止対策をきちんとやった上で、という前提が続きそうですね。

今年度に入ってからの演奏会対策は、昨年から引き続いているものが多いですが、会場前での消毒、検温(自動化された)、チケットは確認してもらって自分でもぎる、プログラムは置いてあって欲しい人は持っていく、従前は山のように配布されていたチラシは一切無くなった、ビュッフェやウォータークーラー、クロークは停止、といったところです。座席は通常通り販売されているように見えますが、席数の上限は満席ではないところに設けているようです。

演奏者のマスク着用が一番変化が激しいように思いますが、現在は、入場・退場時は着用、演奏中は個人に任されているようです。このため、弦楽器・打楽器奏者では着用している人と外している人が混在しています。指揮者や独奏者は着用されていませんね。

さて、今回の演目はシェーンベルクでした。無調音楽や十二音技法で有名ですが、正直これらはよくわからなくて苦手という人が多いのではと思います(私もそうです)。で、彼の曲の中では初期の「浄められた夜」が圧倒的に演奏回数が多いわけで、今回も前半それでした(弦楽合奏版)。

後半のメインは、ブラームスのピアノ四重奏曲をシェーンベルクがオーケストラ編曲したもの。全然知らなかったのですうが、プログラム中の解説によれば、シェーンベルクはこうした過去の作品の編曲も多数残しているのだそうです。

ブラームス:ピアノ四重奏曲(管弦楽版)

ブラームス:ピアノ四重奏曲(管弦楽版)

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本曲はブラームスの第5番と呼ばれるほど成功を収めたらしいですが、確かにブラームスらしさは失わず、編成が大きくなり管楽器の時代による改良でできるようになったことが多く用いられて豊かになっている気がしました。最終楽章とかすごい派手。。

ところで、前半が弦楽合奏で、後半がフルオーケストラということで、舞台上のセッティングがずいぶん異なってまして、20分間の休憩時間中に配置替えをやってました。特に、コントラバスが正面後ろ(管楽器の雛壇前)に配置されていたものを、係員さんたちが椅子ごと押して移動させていて、見ていて面白かった。

また、「浄められた夜」には第二ヴィオラがあったりしてチェロ以下の弦楽器のセッティングもずいぶん違っており、その変更もされていたのですが、譜面台に楽譜が残されている席もあって、それが予定の席と違うところに行ってしまい、次曲の配置で入場してから交換しているのが見られたりしておりました。

生だとこういうのが見られていいなぁって。セッティングって、曲によっても、オーケストラによっても、会場によっても少しずつ(時にいは大幅に)違っていて、見る楽しみのひとつです。