今の家に越してきて20年になります。こんなに長く住むことになるとは全然考えていなかったのですけれど。
こちらは個人宅を借家しているものでして、ギリギリ昭和時代に建てられており、和室とフローリングの洋室が混在しています。夫婦の寝室であろう部屋と仏間・床の間のある部屋が和室、子ども部屋であろう部屋、書斎が洋室。
ここまでそれに沿って暮らしてきたので、私と夫はずっと布団生活。箪笥もあるし、とてもベッドが置けるスペースがあるように思えなかったのです。布団の上げ下ろしは面倒ですが、あげてしまえば多目的に部屋を使うことができますし。
と、慣れていたこともあり、転居後も布団の方が取り回しがしやすくて広くも使えるかな〜、とかぼんやり思っていたのですが、何しろ膝を負傷しまして、ベッドがあった方が絶対楽だわ。と思い直しました。この先頑張って維持向上させるにしても、歳とともに足腰は弱っていくわけですし。
また、先日読んだ本にも「片付かない家の大半はベッドを使わず、布団を敷いて寝ているケースが多い」と書かれていて、え、そうなんだ。と思ったこともあります。
どうも、ベッドはスペースを取るとか重くて嵩張って扱いにくい、というイメージが先行している気もしましたので、調べてみたところ、色々なタイプがあり、狭い部屋・小柄な人向けのコンパクトなものもあるんですね（そりゃそうか）。ワンルームの一人暮らしだってベッドが置きたい人は多いだろうし、今どきの部屋はフローリングがほとんどで布団を敷く想定じゃないとなると、確かにです。
見ていると、ベッドボードやベッドフレームがない脚付きマットレスで、さらにショートサイズにするなどすれば、かなりコンパクトにできそう。え、これなら今の部屋でも行けるんじゃ？とか思ったりしました（廊下出入口と隣室出入口の両方があるので配置が難しそうです。壁はL字デスクで占領してますし）。
机とベッドがうまく配置できるといいな〜、などと部屋が決まっているわけでもないのにあれこれ想像して楽しんでいたのでした。
