天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

株主総会リハーサル1回目(2023)

2021年にリハーサルについて割と詳細に書きました。

backstage.senri4000.com

基本形を踏襲しているのは変わらず、今年も1回目のリハーサルが終了しました。

今年は本番日程を途中で変更する羽目になり、当初金曜日に予定していたのが翌月曜日になった関係で、2回目のリハーサルが前日にできず、前営業日の前週金曜になるという変則が発生しておりますが(この先何が起こるかわからないので、集中日の金曜日日程を立てるのは止めようと決意しましたが。。)、月曜開催もコロナ初年度に経験しておりますので、関係者ともどもまあちょっと間延びするけど特段の問題はないよね、という反応になっております。

昨年からの運営上の変更点は細かいところも含めると3点ほどあり、1)従業員株主の当日出席をやめた(有休とってもらいつつ会社のために参加してくれる人というのも、モゴモゴ)、2)株主さんの質問の際、出席票の番号+名前を言ってもらっていたところ、番号だけにした、3)おひとりさま1問の制限をやめた、です。詳細に理由を述べずにリハーサル進行の説明をしたところ、社長に説明してくださいと指示されてしまい、うーん、来年以降はきっちり細かいところも最初に変更点を説明した方がいいか、となったのでした。

なお、2)については最近個人情報の関係でやめている会社が増えているという情報が昨年のリハーサルの段階で入ってきて、昨年はいったん従来通りにしたものの、今年からやめようか、になったというものです。結局やるやる詐欺でできていないリアルタイム配信をやることになれば、名前は省略していただいた方が取回しが楽である、ということもありますね。3)については、ここ3年コロナを理由に短縮シナリオにするを前面に出して1人1問にしてきたため、それをとっぱらったら(自粛要請もしないことにしたし、他社もそうだよね、という状況下)質問数を制限する根拠がなくなってしまい、「ご配慮ください」が精一杯になってしまった、という事情によります。

株主席は、久しぶりに1席1席離した配置でなく、3席まとめての配置で大幅増加しております。他社の状況からするとそこまで爆増はしないだろうと思うものの、不穏な動きもいくつかあって(総会前にインタビューの申し入れとかこれまでなかったことが起こっている)、念のため、といったところです。蓋を開けてみないとなんとも分かりませんが。

かつては株主総会は役員が勢揃いして厳粛に行うもの、という感じでしたが、このところのWEB併用で、みなさんその日の都合に合わせて会場にするかWEBにするか選ばれたりしており、随分緩くなったものだな、としみじみしております。そのせいで?会場から参加する役員はこの範囲、というのがあまり明確になくなってしまい、まあいいか、のような状態です。リハーサルも欠席される方がいらっしゃったりもしておりますし。

加えて、コロナになってからほとんど一手に会場で回答を引き受けてこられた役員が急に入院・手術となってリハーサル欠席、当日もWEB参加ということになり、鉄壁の質疑応答周りが少し薄くなったような気がしたところでした。代わりに回答者を引き受けることになった1年目の役員が緊張気味で、もう少し情報出しても大丈夫だよ〜という感じに見えました。

まあ、時代の流れというか、引退目前(後1年)ということでもあるので、少し早めの練習になったという位置付けなのですが、いや、あそこまで安定感を出すのはやっぱり普通じゃないな、とか改めて思ったりもしたことでした。

そんな波乱含み?もありつつも、そして、議案が8つもあって上程と採決だけでも時間がかかりそう〜とハラハラしていたものの(質疑応答なし円滑進行で例年25分程度のところ35分かかった)、あまり質疑応答練習でマニアックによせなかったせいかリハーサルは通例通り2時間できっちり終わることができてホッとしたのでした。2回目の練習で動議やりますか?とかいうのは多少あったりしましたが、まずまずスムーズに行きましたね。

そして、実は来年は私自身がひな壇に登ることが予定されているのですが、そうすると、今現在リハーサルでマイク持って仕切っているこの役割を誰に引き継ごうか今から悩ましい(以前やっていた総務部長に「戻すのはなしですよ」と先回りされた(笑))。