11月の半ばに受けた健康診断。12月も最終週になってWEB面談で結果の説明がありました。
個人病院で受けており、院長先生から説明がもらえるのですが、なんとこの所のインフルエンザの大流行で診療現場大混雑しており、面談予定の時間(16時)になっても診察が終わっていないとのことで(もちろん診療時間は終わっているわけですが)、1時間延期になりました。いやはや、すごい流行ですよね。先週は臨時株主総会で役員の一人が罹患されて欠席してましたし、社内でもあちこちで感染者が出ているようです。
ちなみに出社停止がなくなったというか、オンラインだと本人が辛くなければ仕事ができてしまうので、外せない会議などはどうしても(発熱を押して)出てくる傾向にあるなぁと思います。頭働いてないよね、という気はするのでなんともはや、なのですが、リスケもそれはそれで大変だったりしますし。。
脱線しました。
基準値というもの
最近拾い読みしている和田秀樹氏の「医者にヨボヨボにされない47の心得」に、
健診は、日本人にとってなじみ深いものですが、実は世界ではほとんど行われていません。
とありました。そういえば、その昔、夫のカナダ赴任を追いかけて転居したのですが、当時は息子1号を妊娠中でした。その関係もあってか、夫の会社が現地の医療機関で健診を受けられるように手配してくれたのですが、日本の健診メニューと同等のものをやるようになっていたところ、非常に珍しがられ不思議がられたことをぼんやり覚えています。病気の兆候もないのになんでそんな細かい検査を色々するんだ?という反応でした。
健康診断結果報告書の一覧には、検査項目ごとに基準値が掲げられ、その隣に自分の数値が記載されて基準値の中に収まっているかどうかで判定がされる仕組みになっています。でも、同書によれば、
検診で用いられている「基準値」について言えば、医学というよりも統計学をもとに決められています。慢性的な疾患などがない「健常人」の平均値を中心に据えて、上下95%の範囲に収まっている人の値を「基準値」にしているに過ぎません。そして、その範囲から高過ぎたり低過ぎたりして外れた5%の人を「異常」としているのです。
だから、肝機能やコレステロールの数値が「異常」と判定されたとしても、それは平均値と比べて外れているというだけで、明らかに「今、病気である」とか「近い将来、病気になる」というエビデンス(医学的根拠)はないのです。
そうですよね。年齢にもよるし、遺伝的特性?で毎回外れ値が出るけど要精密検査で毎回異常なしと言われるとぼやいている人にも何人か会ったことがあります。
結果
聴力
外れ値の項目の筆頭は、いつもの聴力です。健康診断の聴力検査は、オージオメーターで1000Hzと400Hzの2つだけ測ります。そして、今回は1000Hzが左右ともに50dB、400Hzが右45、左35でした。Airpodsでの結果より悪いような。1000Hzは一番苦手ではあるようなんですけどね。どちらにしても、年が明けたら耳鼻科に行ってきます。
Airpodsで様子見でもいいような気もしつつ、それも含めて相談かな。その前に再度Appleのヒアリングチェックを再度やっておくのが良さそう。
大腸内視鏡?!
次に、今回は検便に潜血反応が見られたとのことで、説明によると、
人間ドッグ学会としては、一度でも潜血が見られた場合は大腸内視鏡検査を推奨しています。検査で異常が出る割合は1〜2割程度ではあるんですけどね。結構大変な検査のため、異常が出ても検査される方は2割くらいかも。
だそうで。それはちょっとごめん被りたい感じです。数年続くようなら仕方ない、考えましょう、かな。検査で具合が悪くなる傾向が強い私としては、負荷高めの検査はできるだけ回避したい。。あまり健診に振り回されないようにもしたいです。上の書籍を参考に。
LDLコレステロール
こちらも、昨年改善したものの、今年は再度悪化。もう少し増えるとお薬を出しましょうレベルになるので気をつけてください、と言われたんですが、昨年、一昨年も同様に言われたことには、女性は閉経後の女性ホルモンの分泌が減る影響でコレステロール値が上がる傾向があるということ。いやそれだったら、基準値別に作るべきじゃないですか?とか思います。それを考慮に入れても高すぎるんで、とか言われてもねぇ。。
また同書から引用すると
女性は閉経後の女性ホルモンの分泌が減る影響でコレステロール値が上がる傾向がありますが、これは自然な体の変化として欧米では放っておかれます。女性は男性に比べて脳卒中や心筋梗塞が少ないからです。
とありますので、まあ食事や運動には普通に気をつけつつ過ごしていけばいいのかな、と思っています。
甲状腺の嚢胞
昨年発見された甲状腺の嚢胞は、今年も変わらずそこにありましたが、特に大きさが変わっているということもなく、このまま経過観察で良いでしょう、とのことでした。この関係で昨年おすすめされて今年オプションで追加した甲状腺ホルモンのオプション検査には異常はなく、ここからも問題がないことが裏付けられたとのことで、来年以降は特にオプション検査も不要、3年ごとくらいでいいんじゃないですかね、と言われました。3年経過しても嚢胞に変化なさそうならやらないかな。
その他のオプション検査
ピロリ菌の検査とか除菌とかやったことありますか?と何度もあちこちで聞かれるので、とりあえずピロリ抗体の検査はしてみました。陰性で、特に問題なしとのことだったので、今後も安心です。
その他、加齢に伴って骨粗鬆も気になるので、骨塩定量測定オプションもやってみましたが、こちらも異常なしでした。
なんだかあれこれ気になって色々つけましたが、当面オプションは不要そうだとの結論に。
来年以降
あまり数値に振り回されないように、自然体で行きたいものです。ひとまず来年は婦人科オプションはなしで。