天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

自然な英語で表現したい

My Life & My Englishプログラムの4回目のグループセッションがありました。

セッションの中で、英語学習の進捗と課題についてそれぞれシェアする時間がありまして、「3行日記」が続かないと告白。「3行日記」は、英語に取り組む その3で書いたように、

毎日3行で英語日記をつける。1行目に事実の描写(出来事)、2行目に自分の感情、3行目にアクション。これはすぐにでも始められ、自分の生活を英語で表現していくのに効果的なので是非続けましょう

というものです。この記事を書いたときも、たすくまにまだ入れてないので忘れて書けなかったりしています、とか書いてますが、この後ちゃんとたすくまに登録したにも関わらず、どうにも億劫でスキップ日が多くて、10日とか開いてしまったりしていました(日リピートにしているのに毎日先送り・・・)。

結局、「なぜできないのか」についてみなさんに色々知恵を出してもらったものの、これだ!というものに当たらず、とりあえず原因追及よりやる方が重要そうだったので、毎日日記の総括を英語にすると約束し、書いている場所を限定公開にしてみなさんに見てもらえるようにして書いたら書いたと宣言するようにしてみました。

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その言語として自然であることにこだわりたい

これに関連して考えていたのですが、何か頭に浮かんだこと(内容/contents、想い/idea、概念/concept)がある場合、その時点では、きっちり言語化されているわけではありません。ぼんやりした考えのまま頭の中に浮かんで(漂って)います。

これを外に出して表現しようとするときに、初めて言葉の形を取るのですが、そのときには、明快で間違いなく伝わるように、かつ、自然な形にしたい。これは、日本語であっても英語であってもフランス語であっても同じで、おそらくそれが私のスタイルなのだと思います。

ここで、表現という意味では話すのも書くのも同じです、と言い切れると話が単純になって良いのですが、残念ながら、その場で即興性が強く求められる「話す」には「書く」のとは異なる技術(スキル)が必要で、私はこれが日本語でもあまり得意ではなく、外国語になるとさらに訓練が足りていないので道は遠い。

なので、話を簡単にするために、ここでは書くことに絞って考えます。

書く場合は、伝えたいことについて、どのように表現すれば「誤解なくクリアに、自然に頭にスッと入る」だろうか?ということを常に考えています。そのために、語の選択や順序、話の運び方を考え、何度も読み直します。

日本語の場合は、語順の自由度が高く、主語の省略の自由度も高いので、気を使わないと誤解の余地が生まれますが、だからと言って誤解が生じないように言葉を補いすぎると日本語として不自然で、頭に入りにくくなります。自然な日本語であることは崩したくないので、その前提の上で組み立てます。

英語の場合もどうやら同じ発想で書いているようだ、というのが改めて考えてみた結果わかってきたことで、ということは、「英語として自然である」ことが殊の外重要なんですね。

翻訳調の日本語が引っかかって集中できないことがありますが、英語の場合も英語らしくなくて引っかかるような文は書きたくない。

とはいえ、英語として自然な文って、日本語から発想してると中々出てこない。仕事で英語のemailを頻繁に書いてるときはすんなり出てきたものが、しばらく間が空くと全然出てこなくなり、でも頻度が回復するに従って徐々に戻ってくる、といった経験を何度かしています。

四苦八苦しているときに昔は何をしていたかというと、用例豊富な和英辞書でまず見当をつけて、それっぽいものを見つけたらそこから英和や英英辞書を使ったりして自然なものに当たるまで繰り返す、という面倒なことをしていました。自然なものが見つかればわかるので、見つかるまでやるというか・・・。Google検索にフレーズを入れてみるというのもやっていました。

最近は、Google翻訳の精度が半端なく向上したので、同じことを辞書をスキップしてGoogle翻訳とGoogle検索を併用してやることができます。始め入れてみた日本語では全然ピンとくる英語に仕上がらないので、何度も日本語の方を調整してみるとか、出てきた英語を検索にかけて類似の言葉に当たったらそれが翻訳語になりそうな日本語をあえて入れてみて調整するとかをしています。

でで、今の状態だと、これを相当やらないと、まだ自然な英語に行きあたらないレベルなんですよね。手間がかかる。面白さもあるんだけど、面倒でもあって、だから立て込んでいるとやらなくなってしまうのかなぁ、とか思いました。

自然な英語に最短で当たるようになるには、これを繰り返すことと、英文の仕入れの量を増やすのと両側から攻めるのが必要で、まだどちらも道半ばなのでした。とにかく量をやるしかありませんね。

話す方については、もう少し別の要素があるので、そちらについても別の機会に考えたいと思います。