天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

リモートと対面

入社式は対面でした。とはいえ、新入社員は全員本社会場に来ているものの、役員のうち東京が本務地の人はオンライン参加でした。昨年も同様です。わずかな出番のためにわざわざ出張させるほどではないという判断かと思います。

backstage.senri4000.com

社内の会議は基本Teams利用のWEB会議ですが、対面率は上がっていて、取締役会もそうなのですが、議長(社長)はどうやらここ数ヶ月は臨場者の多い方にリアル出席することにしたらしく、以前はWEBが多かったのが対面をある程度重視する方向になっているように見えます。おかげでWEB参加していると急にホワイトボードに書かれてなんのこっちゃとなることがあったりします。

今期(役員改選後)はより一層その方向が強まりそうな方針が出されてもいます。まあ取締役会に関しては、事務局時代からずっとリアルにオフィス出社していますので、わたし的には特段の変化はなく、役員会議室混雑してるな、指定席が必要かも(通常は自由席)、程度です。ディスカッションの場面を増やそう、活発に議論をしよう、とすると、間の測り方とか表情の把握とか、対面の方がよりやりやすい面はありますので、そこを重視するということかな、と勝手に判断していたりします。

一方で、普段の仕事はリモート主体であることは変わりなく、オフィス面積も縮小方向で、これまで余裕があったスペースが従来型に戻っていくようであり、快適さが減じられていく感があります。手元で仕事をする、考える、調べる、といった場合の生産性は断然周りに人がいない方がわたしは捗るので、単純に行かないだけですからあまり変化はありません。

もう少しいうと、少人数での打合せは、あまり間を測る必要が薄いのと、会議室に2人で閉じ込められたりしないので、圧を感じることなく?対話ができて良かったりします。リモートになって初めて思ったのですが、男性上司と会議室で2人面談ってそれだけで緊張していたかもしれないな、と。オープンでは話しにくいこともありますが、密閉空間は人となりを知っていたとしても本能的に軽く恐怖を感じるように思います。

さて、とはいえ、オフィスに行くと、そして、それなりの人数がオフィスに同時滞在していると、ちょっと捕まえてサラッと話をして、話を前に進める、ということがやりやすいのは確かです。なので、リモートワークが成立するには全員がリモートである必要がある(でないとオフィスにいる大半の人とリモートの人に情報格差が出てします)んですよね。

入社式の4月1日は、役員が勢揃いしたのと、その他の用件もあって社員も多くオフィスにおり、この「ちょっといいですか?」が頻発しました。結果、色々前に進んだこともありますし、さらに4日もオフィスでの対面会議に参加した方がいいよね、という結論になって、さらに拠点1滞在が延長される、というおまけ付きでした(泣)。

内部監査部門の部門長が交代したため、監査法人との顔合わせをしておいた方が良い、という話だったのですが、え、わたしも同席させてよ、という流れでした。

コロナ禍当初、従来の往査がやれなくなって会計監査は難航していましたが、収束した結果すっかり従来に戻っていて、基本監査はオフィスに訪問されての実施になっています。すると、話をするにはオフィスに行った方が何かと便利という事情があります。そしてまだなかなかコミュニケーションがしっかりできているとは言い難い状況にもあるため、これからしばらく監査の度に時間もらうなど工夫した方が良さそうだ、と思ったりしております。

気持ちの良い季節になってきたので、できるだけ拠点2の滞在を増やしたいのですが、相反する事情もあるなぁ、と思う年度初めです。