大学時代に所属していたオーケストラの同期生(弦楽器メンバーのうちの7名)で、ちょこちょこプチ同窓会をしています。
この記事の2024年当時は、秋に外語祭に行こう、その前に熱海あたりの温泉旅行をしよう!と言ってたのですが、繁忙な人とか体調が今ひとつの人とかが重なって、温泉旅行には行けず。秋の外語祭には、一部のメンバーで(4人)行ってきました。
冒頭の記事で言及していますが、同級生ということで同い年、皆60歳を迎えています。多くの企業等の組織では定年が60歳でその後再雇用だったり、役職定年があったりしており、何かしら変化があった人が多かったです。役職から外れたので怒涛のような忙しさを抜けて余裕ができたという人、再雇用に移ったので週4日勤務に切り替えたという人、大学教員の定年はもう少し先だけれど辞めることにした人、高校教員を定年退職して非常勤で別の高校で働くことにした人。職の状態が変わらないのはフリーランスの人と私でした。
ともあれ、昨年より少し余裕ができ、体調もなんとかということしのGWは、メンバーの一人が太宰府市の実家に招待してくれ、福岡旅行となりました。家主を入れて総勢6名、日帰りの人、1泊2日の人、2泊3日の人、3泊4日の人、さらに1泊する家主、と日程も色々、出発地も東日本〜西日本で色々。
Day 1 :温泉でまったりしてから食事に
私にとっての初日ですが、3人で福岡空港にお昼ごろ集合し、レンタカーを借りて太宰府のお宅まで。時間が惜しかったのと勝手がわからないのとで空港内で明太子弁当を買って車中でもぐもぐしました。明太子しっかり1本入っていて美味しくいただきました。
合流してから近隣の二日市温泉博多湯へ。二日市温泉)は、万葉集の昔からある由緒ある温泉地だそうです。その昔は次田(すいた)の湯とか呼ばれてたらしい。
GWだから混雑するかも、ということで早々に行ってまいりました。博多湯は、洗い場5名の比較的こぢんまりした入浴施設でしたが、お湯はとても気持ちよく、その後の休憩所でも含めてすっかりのんびりまったりできました。この時点で5人揃っていますので、お喋りのネタには事欠かず。久しぶりですしね。
翌日は全員が揃うので夕食に焼肉パーティーをしようとの企画があり、帰りにスーパーで材料の買い出しを(実はその前に家主ともう一人が近所に肉屋を発見して肉はすっかり揃っていましたので野菜を中心に)。
そして夕食は、地元のものを食べたい!と検索してのリクエストから先月一度実家に帰って整えてくれていた家主が下見に行っての予約をしてくれていた「飯屋 いの吉」にて。
開店と同時にお店のあたりに着いたのですが、道がトリッキーで回り道をして戻ってきたらまさかの駐車場が1台しか空いていなくてびっくり。運転担当は、慣れないセレナをとりまわして駐車するのが大変で、向かいにある有料駐車場で荷物を出し入れしていた地元民らしいご家族にハンドル操作ガイドしてもらいました(感謝!)。自信持って代わってあげられなくてごめん〜。
ともあれ、開店と同時に人がたくさんくる人気店だということがよく分かりましたが、刺身の盛り合わせや地元の名産など、色々頼んでどれも美味しくて満足しました!






宿宅に戻ってからはお喋りタイムの後で旅行時恒例のUNOで。あっさり上がるターンあり、なかなかなかなか決着がつかないターンありで今回も盛り上がりました。
Day 2 :太宰府天満宮と九州博物館
最後のメンバーが合流するこの日は、メイン観光で太宰府天満宮へ。この日は運転を担当しまして、宿宅から天満宮前あたりに密集している私設の駐車場の1つが最後の1台ということでうまく停められました(かなりホッとしました。観光地の駐車はなかなか大変ですし)。
空港から乗り換え乗り換えして西鉄太宰府駅までやってくる彼女をみんなで迎えに行き、参道のお店を冷やかしながら参拝へ。現在の太宰府天満宮は、25年に1度の式年遷宮を2027年に控えて本殿が大改修に入っているそうで、なかなか現代アート的な仮殿でのご参拝となっていました。(屋根の上に木が生えてるんですもの。。)



受験シーズンとか梅のシーズンはもっと大混雑だったのかもしれませんが、なかなかの賑わいで、特に御朱印所はずいぶん行列が長くなっていました。
鳥居入ってすぐのところと本殿の門の脇にいる御神牛にも長蛇の列が。(鳥居のところの方が長蛇でした)
本殿までは歩いてすぐですが、そこから北の方や東の方にも庭?緑が伸びており、北側にはお茶屋が数軒、東側には宝物殿、さらに遊園地、九州博物館に隣接しています。


名物の梅ヶ枝餅を食べさせてくれる、歴史的なお茶屋ということで、お石茶屋でお抹茶と梅ヶ枝餅のセットを(ランチ前に)いただきました。焼きたて美味しい。
ランチは、またまた下見の際に予約してもらっていた参道沿いの「神楽」へ。
ここでも行列を尻目に、個室に案内いただき、静かな空間で美味しい和牛めんたいをいただきました。
ここで1泊2日で帰るメンバーと別れ、残りの5人はハニワ展開催中の九州博物館へ。
かなり大規模に各種の埴輪が集められ、展示され、解説され、という非常に充実した展示で、堪能しました。そこそこ混雑していましたが、立錐の余地なくというほどではなかったので、自分のペースで展示を楽しむことができ、とても興味深く楽しむことができました。




あまり座ることができなかったので、もう一つの企画展示は少し疲労困憊しましたが、こちらはこちらで充実した展示内容で、とても面白かった。
これで国立博物館3館制覇した〜。まさか九州博物館に来られると思っていなかったので大満足でした。
夕食は企画通り、宿宅で焼肉パーティーを。お肉屋さんおすすめの佐賀豚と豚のタンが特に美味しかった!満腹過ぎまで食べました。Day1もそうだったけど、なかなかこれは体重計に乗るのが怖いです。


日帰りメンバーを近隣駅まで送り、残りのメンバーでまたUNOに興じましたが、どうやら4人と5人ではカードの出方の傾向がだいぶ違うらしく、5人の方が面白いかもね〜、などという話になりました。
Day3 :緑を愛で、ご家族にご挨拶を
さて最終日です。お昼過ぎの飛行機の人が1人、私の新幹線が16時、レンタカーを返してから17時の飛行機で1人、家主は貸布団を返却して明日東京に戻る予定とか。
観光メインの昨日とは趣向を変えて、本日はドライブ中心で屋外の緑を楽しむことに。そしてその中には宿宅のご家族が眠る墓地へのお墓参りを組み込み。遠方実家に帰ってさらにお墓参り、というのは中々ハードルが高く、しかも霊園というのは大体丘の上の車でしかいけないようなところに存在するため、さらに難度が上がります。車が使える時は使って行きましょう!とばかりにお邪魔してきました。
太宰府市・筑紫野市・大野城市あたりを車で回ることになったのですが、この辺りは小高い山に囲まれていて、太宰府をはじめ、かつての国防の要所であった跡が点在しています。



城跡だったところが公園になっていたり、丘陵地を利用した運動施設になっていたりするようです。天候に恵まれたGWということで、あちこち家族連れで賑わっていました。幹線道路は多少混雑していましたが、これは渋滞、というほどではないよね、といった状況で、博多とかに足を踏み入れなければ大丈夫なようです。
最後に丘陵地の運動公園で展望台からの眺めを楽しみ、近くのJR駅で解散。どうやらみんな無事に帰宅できたようですが、案外ガソリン代がかかってびっくり〜(ガソリン高騰しているね!です)。


