天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

本をどう読むか その3

少し間が空いてしまいましたが、続きです。その1とその2は以下です。

本をどう読むか その1 - 天職の舞台裏

本をどう読むか その2 - 天職の舞台裏

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本をいつ読むのか

主に電子書籍を、主にiPad proで、楽しみの本はBookLiveアプリで、その他の本はKindleからApple Booksへ移行中、という現在、では、いつ本を読むのか。

この問いに対しては、「読める時にはいつでも、寸暇を惜しんで」というのが答えになります。というか、寸暇を惜しまないと色々なものとの時間の取り合いで負けるので、全然読めなくなってしまいます。

移動中読書

一番長く読書時間が取れるのは、なんといっても移動中です。とはいえ、私は通勤時間が長くなく、徒歩15分+電車15分でしかも乗換ありのため、あまり通勤読書時間がありません。朝は着席を優先してバス通勤にしており、これだと30分近く座っていますが、この間は軽いレビューと新聞を読む時間に当てているのでここでは基本的に読書はしません(基本的に、というのは、ツボにはまっているときは普段のタスクを押しのけて読んでしまうことが頻繁にあるためです。。)。帰りの電車時間は少しだけiPhoneを開いて読むこともある、程度でしょうか(疲れていてSNSに走ってしまうことも多い)。

ということで、移動中読書の中心は、出張移動の新幹線の中です。1時間を超える移動が発生すると読書は捗ります。今週さっぱり読み進められなかったと振り返ってみると出張がなかったからだったということはよくあります。

週末

次にまとまって時間が取れるのはやはり週末で、壁が迫っていない(次のタスクの開始時間がハードに決まっていない)ことが多いので、その時読んでいる本を広げると、つい長めに読んでしまい、気づくと2時間3時間経過していることがあります。週末のウォーキングと合わせて読書もしようと試みるときには、iPad proをお供に数キロ先のショッピングモールに出かけて行き、カフェに落ち着いてしばらく読んでいたつもりがすっかり日が暮れているなどということも起こります(そうなると大抵他の予定していたタスクは総崩れで全体が押すか色々省略されてしまった〜となることが・・・)。

週末については、作業的なタスクを色々こなすよりもじっくり考えたりインプットしたりするのにたっぷり時間を使いたい(思考の週末)ではあるので、こうした時間の使い方になるのもよいのかな、と思っています(なので、楽しみの本を読みふけって暮れてしまうという事態はさすがに避けたいです)。

backstage.senri4000.com

理想的な週末の過ごし方というのは、ウォーキングをたっぷりしつつ、時々気に入ったカフェに入って本を読み、またウォーキングを再開して1日を終える、ですね。エクササイズリングもムーブリングも閉じることができるし、カフェ欲求も満たされて読書も進む。完璧です(笑)。

平日の夜

平日の夜、20時から22時のセクションに30分の読書タスクを入れています。その日のタスクの進行具合によって、22時をはみ出してしまうことも多いのですが、なんとか捻り出している状況です。最近、20時以降は電子デバイスを触らないルール(但し「たすくま」は除く)にしてみているので、ここでは紙の本を読むことにしました。

年末に導入した「積ん読タワー」にも本が増えてきているので、紙の本が毎日少しずつでも消化できていくのは精神衛生的にも良い感じです。もちろん、寝付きの改善を一番に期待しているのですが。読書タスクは、就寝直前か、就寝前のストレッチタスクの前になっていることが多いですね。ストレッチしながら読んでいることも時々あります。

backstage.senri4000.com

隙間読書

隙間読書は、もっぱらiPhoneで、ちょっとした待ち時間・空き時間によくやります。昔はイライラするのでできるだけ待ち行列に参加しないようにしていたのですが、おかげで多少の列なら素直に並んで待てるようになりました。思わぬ効用。

日常的に発生するのは、バスや電車の待ち時間(加えて立っている時には車中でも)、エレベーター待ちとエレベーターの中・エスカレーターの中(これは階段を使うウォーキングとの取り合いになりますが)、信号待ち。会議の開始待ちというのもあります。職場によってスマホの閲覧がしやすいかどうかは差があるのでしょうが、幸い?当社は緩くてそこここで触っている人がいますので問題なしです。

それほど頻繁ではないですが、買物でのレジ待ち、出先でのトイレの待ち行列は、長い待ち時間の筆頭で、読書が妙に捗ります(どこにいたのか一体どれだけ時間がかかったのか失念することも多いです)。

女性の場合、スマホをバッグに入れている方も多いようですが、こうしたときにすぐ取り出せるのを最優先して、いつも外ポケットに入れるようにしています。あまり大きなスマホにはできませんね。

ああそうだ、キッチンで、料理の待ち時間に読むというケースもあります。料理は洗濯や掃除などの他の家事と並行してしていることが多いので、あまり待ち時間も発生しないのですが、時にはありますので、キッチンに紙の本かiPad proを持ち込んで料理に取り掛かることが多いです。

厠上?

トイレで本を読む、というのも読書家の定番の1つのようですが、これはやりません。トイレに書棚もありません(笑)。落ち着かないので、そこでゆっくり本を読むより出てから部屋で落ち着いて読みたいです。トイレ読書に向いた本とかよくわからないし。

読む場所と読む本の結びつき?

特にこだわりはありません。人によっては、トイレではこれを読んでいるからトイレ内の棚に置く、寝る前にはこちらで、ベッドサイドに置いておく、といった向きもあるようですが、場所に応じた本の置き場は作っていません。その時読んでいる本、読みたい本を取り出して持ち歩く感じです。隙間時間では、というか、あまりあれこれ並行して読んでおらず、1冊を継続して読んでいることの方が多いです。

例外。どうしてもこの本をすぐに読み進めたいとき

新刊の発売時とか、なにかスイッチが入ってどうにも読書欲が止まらないときがあります。生活が壊れるのであまり頻繁にやりたくないのですが、なにしろドライブがかかる感じで自分でもコントロール不能になるので止まりませんから仕方なし。こういう時は、可能な限りで全ての時間を読書に投入します。

すると、たすくまに並んでいる殆どのタスクが脇に押しやられ、食事の最中もiPhoneで、新聞読む時間も振り返り時間も全投入。普段は書く時間に当てている朝の時間やお昼休み、ウォーキングの時間も読書タイムに変わります。お風呂にも持ち込みますし、このときばかりはトイレで読んでることもありますね。移動中の車中やエスカレーターでキリがつかなくて、暫く立ったまま読み続けていたりします。信号待ちで読んでいたはずが3回くらい待ち続けていたこともあります。

なにしろ一刻も早く最後まで読みたい欲が強いので、最速で読んでいることも多く、読み終わるとドッと疲れたりします。で、速く読みすぎて細部が楽しめていないので、すぐに再読することも多いです(なにやってんだか)。

一番怖いのは、長いシリーズ本にはまったときで、電子だと次々買えてしまうため、止めどなく、生活が崩壊する(大げさ)ことが。。

このような強い欲求は、基本的にはストーリーを追いかけるタイプの楽しみ本でしか起こりませんが、小さい波はその他の種類の本でも時々あります。コントロールしない方がそのときの幸福感は高いんですが、色々弊害が出て後悔しきりになることも多いので、あんまり頻度高くはしたくないのが正直なところです。

これも「寸暇を惜しんで本を読む」だといえばその通りなんですけどね。