天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

この先の住まい

現在、息子1号が大学院の1年、息子2号が学部の2年生です。息子1号は特に博士課程後期に進みたいという希望もないようなので、このまま徐々に就活に入り、22年春には就職することでしょう(希望)。

そして、同時期に夫は60歳定年を迎えます。夫の勤務先は色々検討中ではあるものの定年延長には至っておらず、継続して勤務するなら再雇用制度の適用ということになり、収入は激減することになりますし、現在の職務を継続することはできないので、面白い仕事ができるのかどうかは割と運次第のようなところがあります。夫としては、収入面の心配さえなければ囲碁の普及活動に全面コミットしたい思いが強くあるようです。

息子2号は将来どうするのかについて揺れているというか興味が収束する段階でもないのでその時々で言うことが違いますし、何よりここ3年くらいはモーグルにフルコミットしたいのでそれ以外のことはあまり考えられない(考えたくない)みたい。

夫と3歳違いの私自身も定年が射程範囲内に入ってきているのですが、この先どうなることやら、こればかりは自分の希望だけで決まらない面が多く、見通しが立つにはもうしばらくかかりそうな気配です。

そんな中、コロナ禍で出社率が激減しまして、これならこの先の仕事がどうなるとしても、毎日オフィスに行く状況には戻りそうにないので、今の地域に住んでいる必然性がなくなってしまいました。

息子1号と夫の転機となる22年の春頃かあるいはもう1年先の息子2号の卒業頃には長らく住んだ現在の自宅から引っ越そうと前々から目論んでいるわけですが、その先の住まいが別に今の地元でなくてもいいよね、ということになってきます。

当地に住んでいるのは、夫も私も勤務先に毎日通える距離であることが第一で、その次に息子たちの通学先が近い(これはたまたまですが・・・)から、というのが理由になっているわけで、息子たちが独立すれば、あとは夫婦二人の都合で決めればよくて。

そして当地は街の規模感としてはいい感じで住みやすいと思っているのですが、いかんせん気候が厳しい。夏は暑くて冬は寒い。この猛暑・酷暑が毎年のことになってきている近年は、特に夏場が辛いです。冬の方はその分暖かくなっていて近隣のスキー場に雪がない悩みが恒常化しているくらいなので当地も雪が降ることは稀になっていますが。

ということで、夏ももう少し人間的な?暮らしのできる地域へ移住したいな、という思いが出てきました。とはいえ、いくらリモートでOKと言ってもときには出社の必要はあるわけで、さすがに飛行機を使わないといけない方面(北海道とか)に一気に住まいを移すのも現実的ではありません。日帰りも可能な圏内で、山が近くて緑が多いところがいいかな、と近隣スキー場あたりを考えたりしています。

夫にも提案して、では一度「ここに住むとしたらどうだろうか?」という目線で訪問してみよう、となり、早速二人で週末泊に来てみました。買い物の便とかも見たいので、またもやロッジでBBQです。二人なので買いすぎないように用心して・・。スーパーやドラッグストアを回り、市街地っぽいところをゆっくり車で流してみたりしました。

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来る前の現地の天気予報・予想気温とかを見て、同じくらい暑いんじゃ?と危惧していたのですが、確かに日中アスファルトの上とかは相当暑くなるものの、木陰は涼しいし、何より夕方・夜・朝の気温が全然違いました(7〜8度低い)。寝るときの暑さがないと体にかかる負担って全然違うんだな、と実感。

カフェのチェックとか、レストランのチェックとかもそれなりにしてみましたので、次回スキーに来たときの役にも立ちそうです(笑)。今でも鉄道は走っているものの、駅前の商店街はほぼ寂れてしまっており、郊外型のスーパー、ドラッグストア、ホームセンターに吸収されているのは典型的な地方の構図ですね。道の駅が賑わっているのは観光地ならではでしょうか。

車必須ですが暮らすには問題なさそう(子供の教育環境とか関係ないですし)。ただ、今住んでいる街への交通アクセスが車オンリーになってしまう(鉄道はローカルすぎて使い物にならないことが分かった)のがちょっと辛いかも、という話があり、別の街も候補にして次回は9月にそちらに行ってみることに。

もう少し田舎から地方都市にして、交通の便とそれなりの街暮らしを重視するのも生活スタイルとしてはありかもしれません。この街から北上していけば朝晩涼しいことははっきりしましたので。。

後は、当地にも小さい住まいを残して二拠点生活にするというのも考慮のうちかな、とか考えてもいます。どちらもこぢんまりさせれば当初予算内に収まりそうな気配もあり、お互いに月の半分どちらかの拠点とかいうのも活動しやすそうです。

そんなイメージを色々夫と二人で語り合うことができたのも成果でした。まだ3年先、とか考えていると案外すぐに来てしまうものなので、認識合わせをして、情報収集をして、さらに荷物の断捨離もして行けるといいな、とか思ったことでした。