天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

TaskChute Cloud 2の運用

TaskumaからTaskChute Cloud 2(TCC2)へ切り替えて2ヶ月ほど経ちまして、だいぶ運用が落ち着いてきました。現時点での使い方をまとめておこうと思います。

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この記事を書こうとして、たすくまってどうやって使ってきてたっけ?と過去記事を読んでいたら全部振り返りたくなり、膨大になったので分割しました(汗)。前半部分は以下です。

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TCC2とたすくまの違い

私の使用ベースで気がついた中で、たすくまとTCC2を比べてみます。

  1. TCC2はクラウドベース(WEBベース)なのでデバイスを選ばず使える(たすくまは、iPhoneネイティブアプリのみ)
  2. たすくまのようにGoogleカレンダーからの取り込みができないのでタスクは必ずTCC2で登録する必要がある
  3. たすくまのようなEvernoteへのログ出力機能がなく、特に1日分のログとコメントを一気に見られる機能がない
  4. たすくまのリピートタスクはTCC2ではルーチンタスク
  5. たすくまには、プロジェクトとタグがあり、TCC2にはプロジェクト、モード、タグがある
  6. TCC2ではセクションが複数使える(平日と休日で分ける、曜日で分ける、など可能)。たすくまでは1つ。
  7. TCC2ではタスク、ルーチン、プロジェクト、モード、タグの単位で色がつけられる。たすくまにカラリング機能はない
  8. たすくまのタスクにはコメントが複数つけられ(書いた時間が記録される)、写真が添付できる一方、TCC2では、タスク、ルーチン、プロジェクト、モード、タグの全てにノートが付属しており、サイドピークで開く。マークダウンで書くことができ、画像も貼れる(が、4ステップかかる)。ノートにはリンクがあるので外部連携できる。
  9. ビューが複数設定でき、目的にあった見え方を選択できる。

これらから、日々の使い方に差が出てきます。

日次レビュー

私の日次レビューは、Evernoteに送られた、たすくまの1日ログ(表形式のタスク実行リストとコメント・写真)をざっと眺めることで、前日の記憶を蘇らせるものでした。このために、iPhoneのアプリでのスクショも定点観測として毎日撮って添付していました。正直なところ、タスクの実行記録の方はほぼ見ておらず、コメントと写真に頼って1日を振り返っていたように思います。なので、コメント不足すると記憶の解像度が落ちるので反省して次の日はコメント多めになる、タスクの実行に記録が追いついてないとコメントなんてしてられなくなって全然記録がないよ〜、となって反省し、の繰り返しでした。

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TCC2になって、これがなくなってしまったので、同じようなことができないかと試行錯誤しました。まず、各タスクを実行する中での気づきや感想、その場で思ったこと、申し送りなどを個別にコメントする習慣ができていましたので、それをTCC2でもやってみました。各タスクのノートに同じようにコメントを入力する。写真を添付するのは難しそうだったので、日次レビュータスクの中で写真アプリを見に行き、「昨日」を見ることでOKにしました。この場合、残念ながらスクショは省かれてしまうので、スクショ自体撮るのを止めてしまいました。。

日次レビューで各タスクのコメントを見ていくには、前日のタスクリスト画面でノートを順にクリックしてサイドピークで開いて確認するしかなさそうです。何日かやってみましたが、できなくはないけど、クリックをひたすら繰り返すのもなんだかなぁ、という感じです。

いいやり方がないかしら、と思っていたところで、タスクシュート総決算2024や、3Ways、XでJさんのやり方が紹介されていて、それがいいんじゃないかしら?と思って試してみることに。

W52の週のまとめの中にも書いていますが、

マークダウンが使えるので、見出し3を使って小見出しにし、その中には箇条書きを作って書

いています。見出しをつけるのは、後からの見やすさのためですが、タスク単位くらいの粒度です。だいたいこのやり方で定着しました。就寝タスクの直前に一通り読み返します。翌日の日次レビューはもう「日記」タスクと統合しまして、ざっと見返すのとレビューのビューをつくったのでそれで実行記録をざっと見ておきます。写真もこのタスクの中で見返します。

マスタータスクリストとプロジェクトノート

転記の量が増えすぎて嫌になったせいか、2025年になってからNotionの週間タスクページの更新が途絶えました。ここに同期ブロックを使ってマスタータスクリストを入れていましたので、この行き場に困りました。

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しばらく検討した結果、プランのタスクに「マスタータスクリスト」というプロジェクトを設定し、そのプロジェクトノートにマスタータスクリストを書いておくことにしました。ひとまずこれでいつでも呼び出せるし、追記もできるし、リンクも貼れるし、でまあなんとか良さそうではないか、と。

サイドピークのタブは開いたままにして、1日のうちにちょくちょくみに行くようにしています。大きめの仕事のプロジェクトもマスタータスクリストに入れまして、このプロジェクトノートも作っており、リンク貼ってみられるようにしています。まだ試行錯誤中といったところ。

記法が定まってくるともう少し見やすくなるような気がしています。

レシピとモードの取り扱い

徐々に使うようになってきました。

レシピ(手順)

こちらは、ルーチンタスクのノートに入れています。上述し忘れましたが、たすくまにはチェクリストのページがリピートタスクに付属しています。当初便利に使っていたのですが、メンテナンスがだんだん面倒になって見なくなってしまっておりました。。

今のところエクササイズのタスク(朝のピラティス、日中のチューブエクササイズなど)の手順を入れています。覚えていそうなものですが、ぽろっと忘れますし、忘れた翌日はさらに忘れて戻って来ないことになりがちです。タスクを開始するとノートがあります!と注意喚起されて呼び出せるのがいい感じです。

モード

たすくまにはモードがなかったので、種別のような形でプロジェクトを使っていました。自分のこと、仕事、などの大きなものです。プロジェクト管理は結局たすくまではできないという結論だったのと、リピートタスクが多くて探すのに手間取るため、そのフィルタのために使っていたようなものでした。

そういう点では、TCC2では自動補完機能というか、過去に入力したタスクは一部検索がかかってすぐに呼び出しができるので、手間要らずになりました。

リストの見た目をわかりやすくするためにカラーを設定したくなり、そのためにモードを複数設定してみています。「生活」(グレー)「Workout」(緑)「Record」(オレンジ)の3つに、最近始めた100日チャレンジで「100チャレ」(赤)。最後のは多分100日終わったら使わなくなると思いますが、まだ始まったばかりなので不明。なお、100チャレでは、Discordの投稿で報告をしていくのですが、その下書きをモードノートにしています。100日分溜まっていくと見応え出そう。

仕事のタスクにどんなモードを振るのかは決めきれておらず、今のところ何もないままです。代わりに会議のルーチンに色付けして区別しています。

タスクの登録

日常の大半はルーチンタスクで出来上がっているのはツールが変わっても変わりません。これに定例の会議予定もルーチンタスクで登録し、その時々で多少の調整が入るので(特に月曜日は祝日が多くて押し出されること多し)、個別に調整します。週ごと、月ごとの定例会議があり、月ごとの方が営業日カウントなので綺麗にルーチン設定ができないのが悩ましいですが、これはツールのせいではありません。

新しい予定が入った時は、仕事の予定であれば会社指定のOutlookに入りますので、これを手動でGoogleカレンダーに転記します。ここは長年そうしてきていて、スマホでOutlookがみられるようになってからも変えていません。アクセス管理が厳しいので見に行くステップが多く、Outlookだけに入っていると取り扱いしにくいためです。

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プライベートの予定は直接Googleカレンダーに入れます。これが当日の朝たすくまに取り込まれる仕様だったので、思いついたタスクも予定化してGoogleカレンダーに入れておく、というのがこれまでのやり方でした。これができなくなりました。

今のところ、Googleカレンダーの使い方は従前から変えていません。TCC2にはカレンダービューがありますが、それほど見やすいとも言えないし(タスクはカレンダービューにするには粒度が細かいのだと思います。30分刻みくらいでないと見にくい)、予定確認という点ではカレンダーは捨てにくい。

ということで、カレンダー登録はするけど自動で取り込みがない分、当日ちまちまとTCC2に登録している現在です。ついでに今週分くらいは先の予定も入れてみたりしますがまだこの辺りのタイミングは確立していません。

タスクの数

現在の1日の登録タスクの数は40前後のようです。たすくま時代よりだいぶ少ない。休憩系のタスクをあまり入れてなかったり、移動絡みのタスクの刻みが大きくなっていたり、ちょっと緩めに運用している状況かな、と思います。

 

いくらなんでも膨大になりすぎたので、このくらいで止めておきます。一日どうやってTCC2に伴走してもらっているか、など使い方も残しておきたいので、また機会を改めて書きます。