TaskumaからTaskChute Cloud 2(TCC2)へ切り替えて2ヶ月ほど経ちまして、だいぶ運用が落ち着いてきました。
タスクシュートはタスク管理・時間管理の考え方であってツールではないですが、ツールによって行動が変わることはよくあります。現時点での使い方を書き残そうと思ったら、そもそもの振り返りをしておきたくなり、記事が膨大になりすぎたため、分割しました(大汗)。

まずはそもそも、について。
私にとってのタスクシュート
タスクシュートに出会ってから十余年。あまりに手に馴染んでいて、それって何?ということも考えることがなくなっていたここ数年です。たすくまからTCC2へ移行したことで何が変わったのか書きつけておこうと昔のブログ記事を読んでいたところ、10年前に書いた記事がありました。
あまりに時が経っていて、書いたことすらすっかり忘れていましたが、特にここから変わったことはありません。この頃はたすくまとエクセルのTaskChute2を併用しており、この後でたすくまに統合して行ったのですが、上記の記事に書いているように、自分の平常を回すガイドとして最適であるところが本領で、仕事をぐいぐい進めていくためのツールとしては使ってこなかったように思います。
もちろん、仕事を含めて自分の平常であるので、その中で記録は取るし、読み返すし、あ、そうだった、と蘇るし、というのは同じですが、それによってプロジェクトが進んだりは決してしてこなかった。
私のタスク管理システムの変遷
2018年には、タスク管理システムの全体について記事を書いていますが、やっていることが特に変わったわけではありません。
この記事の中では、
今の私にとって、タスク管理は、自分にとって大切なことを見失わずに生きるための基盤です。
と述べています。まあそうだよね、と今の私も思います。自分にとっての大切なことは変化しているとは思いますけれど。この年は、タスク管理について記事も多く、色々考えていたのですね。
翌2019年には、タスク管理のカテゴリレビューを書いておらず、代わりに全体のまとめの中で、ざっくりまとめています。
たすくまをガイドに日々を送り、コメントを入れつつ記録をとって1日を過ごす。翌日それをみながら記憶を蘇らせ、その後定点観測として日記をつける。やりたいことは実行するタイミングをざっと決めてカレンダーに登録し、当日のたすくまに取り込んで実行する(できなければタイミングを調整する)。定点観測では自分のやりたい分野を挙げているので、日記を書くときにはそれを思い出してやりたいことを思い出したり予定したりする。これらを繰り返して1週間が終わればレビュー記事を書く。4〜5週続けば1ヶ月が終わるので、自分にとってその月がどうだったかを思い出してまとめ記事を書く。
まんまこれでして、これを細かいチューンをしつつもほぼ変わらず続けてきております。
という感じであまり変化なく続けていたタスク管理システムなのですが、コロナ禍で働き方が大きく変わった(=在宅ワークになった)ら、様変わりしました。久しぶりにタスク管理カテゴリレビューを書いた2021年です。
2022年は特筆がなく、2023年にはシステムを構成する要素に大きな変更を加えましたが、日々のTaskumaは変わっていませんでした。
大きなところでは、Notionを本格利用し始め、日記をNumbersからNotionに移しました。また、11月にはNotion上にマスタータスクリストを作って運用を始めました。Googleカレンダー⇨たすくまによる日々のタスク実行システムからこぼれ落ちがちなものをカバーするものということで、これまで他のツールをいくつも使って撃沈してきたものがようやく継続して使えるようになった、と喜んでおりました。このマスタータスクリストは2024年も継続使用しております。
そして、2024年の11月になって、たすくまからTCC2に乗り換え、という大変更が起こりまして、冒頭の記事に。