Weekly OCHIAIの「"リモートワーク疲れの正体"を考える」の回から考えたこと、続けます。
ゲストにJINSの井上 一鷹さんが出ていて、整理と発言が非常に面白かったので、視聴の後で書かれたものを探して長大なnote記事を見つけました。読んでも読んでも終わらないな〜と思ってよくよくタイトル見たら62000字って書いてあった。本ですか!
で、井上さんの語られていた中で、落合さんが食いついていた図が、縦軸に住環境(机や椅子)の良し悪しを取り、横軸に家庭環境(単身・夫婦で書斎が1以下・3〜8歳くらいの育児あり)を取って、この6つのマトリクスでJINS MEMEでリモートワーク中の集中力を測ったものでした。
JINS MEMEでは、通常のオフィスでの集中力が50%程度になるようなアルゴリズムになっているそうですが、住環境が良くて単身者だと65〜85%で、井上さん自身はここに入るので「ほぼいいことしかない」。一方で、休園・休校のいま育児期の子どもを抱えているママは絶望的に集中できない(25〜40%)とのこと。
なるほどね〜。
私自身はオフィスに行かずに働きたいと前々から熱望していて「ビバ!リモートワーク」なのですが、確かに住環境は整えてあるし、家庭環境も単身じゃないけど息子たちは大学生で乱入されたりしないし各人独立した部屋があるので領土問題も起こらないので単身者と変わらない。なんなら適度に家族で雑談コミュニケーションがあるので単身者より良いかもしれない。ということなのかな、と。
私の住環境
ここで、私の執務環境整備の歴史を振り返っておくと、前提として、我が家は昭和の戸建てを借りていて、5LDK3階建です。
息子2号が高校に入ったときに、息子たちが共同で使っていた子供部屋から独立させて(私が部屋を明け渡して移動した)、各人が独立した部屋を持っています。
息子2号に部屋を譲ったタイミングで椅子を買ったのが4年前。モノが溢れて「広い机が欲しい!」となってL字机を購入したのがその1年後、3年前です。
衣類を集中収納に移行して、ついでに?机のある自室を寝室にすることにしたのが1年前。
という流れで進んできて、現在の私の生活は、1階での家事と入浴(DKで料理と食事、洗面所とリビングで洗濯(前者で洗い・後者で部屋干し))の他は、すべて自室で完結しています。襖を隔てた隣に息子1号の部屋、2階のドン突きに夫の寝室、3階に夫の書斎と息子2号の部屋です。皆が机のある部屋を持っているので、領土問題は起こりません。
机と椅子
もともと書きもの(ブログとか)したり、書類を広げたり、本を読んだりするのに机が欲しく、振り返ってみても机を持たずに暮らしていたことはほとんどありません。それが学習机なのか(小学校〜高校)、こたつ机なのか(大学)、オフィスデスクタイプなのか、といった差はあれど。机の環境としては、今が一番快適です。広さは正義!
そして椅子です。井上氏のnoteやNewsPicksのインタビュー記事を読むと書かれているのですが、オフィスワーカーは1日平均6.5時間椅子に座っているそうで、さらに東洋人は西洋人と違って背筋が弱いのでオフィスチェアでも合う合わないがあるのだとか。
なるほど。だからテレワーク開始当初、これまでより圧倒的に家の椅子に座る時間が長くなってお尻が痛くなったのね。
ここで私としては椅子に投資をする方向ではなく、姿勢を頻繁に変える方向を選びまして、スタンディングデスクを導入し、さらにその下にステッパーを置いて運動量を確保することとしました。
現在、配置は上記のエントリで書いた時と変わっておらず、L字の片方に会社支給のNECノートPC&ディスプレイ、もう片方にMacBookProを置いています。仕事は基本VPNで接続してNECノートPC&ディスプレイを使い、会議・打ち合わせの時はステッパーをやりながらするのでデスクはそれに合わせて高い位置に。作業する時は立った状態で肘が90度になるように少し低めの位置に調整しています。
稀に顔を出す必要があるとき(面接官とか)で、長時間であれば一番下げて座ってやることもあります。逆側に持ってきても良いのですが、大画面に書類を出しながらビデオ会議使いたく、セッティングを動かす手間を省くためにそのままスタンディングデスクの方を下げています。あまり調整機能について重視していたわけではないのですが、無段階調整は何かと便利で買ってよかったな、と思っています。
今もこのエントリ長くなってきてお尻が痛くなってきたのでMacをスタンディングデスク側に移動してきて立って入力に切り替えました。
ということで、椅子に投資もいいけれど、姿勢を変えるために高さ調整できるスタンディングデスクはお勧めです。
でで、こんな住環境では、ワンルームマンションと同様、私のプライベートグッズはすべて自室に集まっているわけで、この環境で集中して仕事ができるのか?オンとオフの切り替えは?という問題に行くのですが、これについては次のエントリにしたいと思います。