前半2週間残暑が続いたと思ったら次の1週間は妙に冷え込み、月末近くになって少し戻して快適な秋日和になりました。気温の上下激しく体にこたえた1ヶ月でしたね。つい先日までダウンケットと夏のパジャマで寝ていたのに暖房つけようかと思うほどで、一気にしもやけ症状が進んで参りました。
今月のオフィス出社は4回でした。オフィスに行く目的って4種あり、
- 定例(取締役会当日の事務局仕事)
- オフィスでしかできない仕事(紙で保管されている書類のチェックとか?)
- 物理的なモノを取りに行く
- その他
で、今月は、それぞれ1回あってこんなに増えちゃった!のでした。ちなみにその他の1回はインフルエンザの予防接種でした。
今月の良かったこと
- 睡眠が基本・体が資本が身に染みました
- 息子1号の選択により変化を感じました
1. 睡眠が基本・体が資本
もうタイトル通り、なのですが。今月は前半調子良くてプラス、後半ガタついてマイナス、と両方に振れたことで、さらにそういう思いを強くしました。
これを書いた頃は本当に調子が良くて、いい波に乗れてる感じがしていました。
と思ってたら。こちらの「考えたこと」のような状況になりまして。
一旦ここまで落ちると、仕事自体が落ち着いても中々ペースが元に戻りません。落ち着いてるんだかそうでないんだかもよく分からないような状態になりがちですし、まずはどこから元に戻したらいいんだか(タスクシューターしっかりしろ、みたいな)。睡眠もまだ振れ幅大きく、なにより平日疲れ切って週末ぐったりしてしまうため毎日同じペースで行動ができなくなるのが分かりました。調子がいい時は、週日も週末も関係なく自然に毎日同じようなペースで動くことができるんですよね。
とまあ、要するに、睡眠が基本で体が資本の前に、大前提として、仕事をし過ぎないというか、時間勝負(長時間かけて成果を出す)の仕事のやり方をしない、ということだよな、と思ったのでした。このポジションで膨大な作業を前提とする仕事をしていてはいけません。もっと大極・全体を俯瞰して本質を突くことに集中せねば。
まだしばらく戻すのに時間かかりそうですが、考えることに集中したいと強く思い続けたいと思います。
2. 息子1号の選択
10月半ばのこと。息子1号が「大学院を辞めたい」と言い出しました。
まあそれまでも数ヶ月にわたって、「俺は研究には向いてなかった。学部生のうちにしっかり就活して卒業して就職した方がよかった」と何度もぼやかれていたので驚きはなかったのですが、その都度それでも院に行く選択をしてイマココなわけでだから、なんとか目処をつけて修論書いて修了するように、と助言してきておりました。
なので、その決意表明を聞いて真っ先に私の口から出たのは「内定取り消されると思うよ」でした。会社としては、大学院の修了を前提に採用しているわけなので、その前提が崩れたら当然に取消し事由になるでしょうというのが私の常識でした。ところが。
息子1号がいうには、すでに内定先の会社には相談して、取り消しはしないし、過去にもそういう例はあると言われたとのこと。大いにびっくり。その後の相談とやり取りで、処遇はさすがに学部卒扱いまで下がる(月給が数万円低くなる)ので内定通知が出し直しになったそうですが、そこだけでなんというか「傷がついた」という扱いはされないみたい。
彼の内定先はIT業界の若い会社であり、ITエンジニアとしての職種採用であるというのが特殊なのかもしれませんし、世の中自体がもうそういう方向に流れているのかもしれませんが、昭和の常識に縛られていたのかもな、と思ったことでした。
辞めたくなった理由は、息子1号の話によれば、どうも学部の頃に選んだ研究テーマ(当然ながら研究室のこれまでの研究の流れを受け継いでいる)を発展させて院でもやろうとしていたところ(普通そうなりますよね)、対象のシステム自体のメジャーアップグレードによりこれまでの延長戦で研究して行く余地がなくなってしまった、ということのようでした。
それがいよいよ明らかになったので、ここ半年で方向転換を試みてきたけれど、それが実になるかどうかもまだ不透明で、おまけに自分のこれまでやってきた言語と違うものでトライしなければならず、学習しながら研究を進めるという形になっていてハードルが高い。修了期限までの時間がどんどんなくなってくる中、指導教官も「もう適当なところで修了要件をなんとか満たす形を整えていくことを優先するように」というモードになっていて、研究自体面白くないし、要件が満たせるのかどうかさっぱり分からない状態でメンタルもやばい、と。
まあそういうタイミングの悪さというのはありうるよな、と思い、確かに、これまでの自分の常識だと、選択間違えたな、と思っても我慢して一旦ゴールしておく、というやり方ばかりしてきたけど、それってそうしないと途中リタイアすることに変に厳しい社会だったからで、もともと期待していた面白ことができなくなったのなら方向転換するのはアリだよねぇ、と思ったことでした。我慢するのが最善なわけじゃない。
内定先に相談するとともに、大学のカウンセラーさんにもアポいれて相談してきたところ、こちらも最近では珍しいくない相談だったようで、すぐに退学するよりも、一旦休学して、3月31日付で退学にした方が良い(学生身分が保てた方が良い)というアドバイスをもらい、
今なら後期の授業料が1ヶ月分だけでOKだから。今すぐ手続きしなさい!
と「前のめりに言われてちょっと引いた」と言いつつ、怒涛の勢いで言い出してから2日間で休学・退学手続きを済ませたのでした。大学と自宅を日に2度も往復して書類を出したりしている様子に「大学近くてよかったねぇ」と声をかけたら、「うん。そして親が在宅ワークでこれもよかった」と返ってきました。親の自署で休学・退学届に署名が要るんですよね。
3月までの半年間は、やりたい勉強をオンラインでやりつつ、バイトに励み、引越しの準備&引越しをするそうです(勤務先は東京)。バイトについても、現在のバイト先(こちらはインターンシップから継続してバイトに入っている)からも勧められたので相談してみたところ、1月以降、内定先でもアルバイトをさせてもらえそうだとのこと。そして大学院辞めるって言った時のバイト先の反応も、この業界は学歴より実力・実績だからね、という感じだったそうで、まあ幸いですね。
ということで、断然幸せそうに毎日を送っている息子1号なのでした。この先の人生も長いので、もっと研究したくなったらその時点で大学院でもなんでもいけばいいいんだよね。