天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

実家の環境整備(玄関手摺と電動ベッド)

5月初めのサービス担当者会議で、福祉用具さんや訪問リハビリの先生(作業療法士さん)から、ベッドを介護用の電動ベッドに福祉用具レンタルで(=介護保険を使って)入れ替えたらどうかと勧められました。

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横になる・起き上がるがやりやすい高さにできること(従来はベッドが高いため手すりを設置したり足台をおいたりして補助してきています)、座れる程度の高さにしておくことで、万一ベッドから落ちた場合にも衝撃が少なく済むこと、背中や足の方を上げることもできるため、起き上がるのに楽だし、むくみにもいい影響があるだろうこと、でのお勧めでした。

レンタル代金がかかりますので、その捻出のため、現在利用している手すり2点(ベッドに着けているものと玄関に設置しているもの)を返却してそれに充てることが提案され、玄関は恒久的に手すりを工事で着けてしまうことを提案されました。

この時点では、介護保険による工事への補助の残金が残っているか不明だったので確認してもらったのですが、前回のトイレの手すりと玄関前(屋外)の手すり設置で使い切っていたことが判明しましたので、自費で設置することになりました。

玄関手すり

ざっとの内容を先週のまとめの中に書きました。

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昭和の古い戸建てなので玄関がずいぶん広く、また上り框がそれなりの高さがあります(座れるくらい)。ここに座ったら立ち上がるの大変ですし、たったまま直接靴を履くのも大変なので、これまでは手すり付きの足台をレンタルしておりました。

足台の左側に手すりが付いているタイプで、これを廊下の端(玄関扉のすぐ手前)に設置しておりましたが、動線的には、廊下を伝って歩いてきた母は、いったん手を離して手すりを掴む必要があり、また、足台の前が玄関扉であるため、その辺りに靴を置いていると扉を開けるのに邪魔になる。結果、靴は壁側に置いておき、履き替える時には靴べらや杖で引き寄せておりました(一緒に誰かいれば靴は移動してくれるけど)。

今回、玄関扉の反対側の壁に手すりを恒久設置しました。

この壁の裏側が浴室のため、おそらくコンクリートが埋まっているとのことで、設置の際に普通のドリルでは穴が開かなくてコンクリート用のドリルを取りに行ってもらうというハプニングがありましたが、しっかり取り付けてもらえました。そして、これまで使っていた足台は「もう使えないから」ということで、サービスで置いて行ってもらえました(万歳!)。

上記の週まとめにも書きましたが、母の動線として、廊下の壁を伝って歩いてくるので、そのまま手すりをつかむことができ、その下にある足台に移動し、近辺に置いてある靴をそのままの流れで履くことができるということで、大変好評です。手すりが長くなったのも安定感が増して良いようですね。

広く使えるようになったので、角に椅子を置いても良いかも、と検討中です。福祉用具さんに聞いて見たところ、小休止できて良いと思いますが、その場合はぜひ手すり付きの椅子をお勧めしますとのことでした。

電動ベッド

以上の後、当日や週末はこちらの都合がつかなかったため、雨の火曜日に電動ベッド搬入になりました。ベッド下の引き出しに防災用品(スープやクラッカー類)を入れていたのですが、母が取り出して準備していてちょっとびっくり。

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大雨の中、マットを運び出し、ベッドを解体し、掃除機とフロアマットをかけ、まで全部やってもらって、キレイになったところへ搬入。

案外敷きマットが薄いのだな、というのが感想で、ドーンとベッドがあったところに入ったので小さい〜という印象。置き場所が中央がいいのか、入り口寄りがいいのか(母の動線的にはすぐに入り口に手がつけたほうが良さそう)、しばらく使ってみて聞き取りしながら考えます。

レールガードも回転式(90度に曲がる)のがあるそうで、それに取り替えますとのことでした。それまでは今までのレンタル手すりを仮置きで。曲がるタイプが入ればそのまま立ち上がって出られるようになるでしょう、とのこと。見てみないとよくわからないですが、また入ったら設置交換に来ます、でした。

今回も平日の仕事の合間を縫っての立ち会いだったので、早々に引き上げてしまったのですが、この先敷きパッドとかシーツとか、シングルサイズを用意して快適にしたいな、と思っています。

ともあれ、いい感じになって一安心。