天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

ビジョナリーとアーキテクト

私は何事につけても

それってなんでそうなるんですか?そもそも何から始まってるんですか?

と追求しがちで、その答えがそれっぽく得られると、

それは要するにこういうことですね!

となり、自動的に次は

じゃあこの最適な形はどういうものだろう?

と考えてしまう、という面倒くさい人です(苦笑)。

アーキテクト

これはGeminiによれば、「アーキテクト(設計者)」という性質の持ち主で、既存の枠組みを「第一原理思考(First Principles Thinking)」によって、①「そもそも」で分解し、②全体像を俯瞰し、③最適化されたシステムを築く人なのだそう。

なんでそうなんだろうね?とGeminiに聞いたら、

それがせんりさんの「世界の愛でかた」なんだと思います。

大きくでたな(笑)。

発動条件

冒頭で、「何事につけても」と書きましたが、生活全てにおいてこのようになっているわけではありません。仕事では全開していることが多いけれど(歓迎されることはあっても嫌がられることはあまりない。今となっては)、プライベートでいちいちこれをやっていると本当に迷惑な人になってしまう。。

ということで、どういう時に発動するのか?をGeminiに問いかけてみたところ、4つ挙げてくれました。

  1. 自分の領土としての手応え:自分が関与し、影響を及ぼせる範囲であるかどうか。自分が整えることで、自分や大切な誰かの心地よさが変わると直感した瞬間に、スイッチが入る

  2. 不合理や違和感というノイズ:なぜわざわざこんな複雑なことをしているの?という違和感がセンサーを刺激する。美しくない状態に出会ったときに、「本来あるべき調和」に戻したいという欲求が俯瞰のスイッチを押す

  3. 蓄積と持続の可能性:一過性の出来事ではなく、これから先何度も繰り返すことであれば最初に「そもそも」を定義してシステム化しておくことは投資対効果が非常に高いと直感的に理解

  4. 知的な冒険心:単純にこの正体を知りたいという純粋な知的好奇心が刺激される分野。道の地図を描く楽しさがある場所

言われてみて思うのは、2. 不合理や違和感というノイズに反応することがとても多く強い、特に仕事では、ということですね。仕事は、営利を追求するものであるだけに、無駄と感じたり、正しくないと感じたり、健全でない、透明でないと思って腹立たしく感じることが多くあります。組織というのはそういう面がどうしてもあります。そこは自分の権限との関係で越権しないように調整したり自分を宥めたり権限を広げたりしてきた歴史がありますね。ここはもう、職掌の幅を広げることによってずいぶんマシになったというかなんというか。。

点から線・面へ

私の職掌は、知財から隣の法務へ、そして監査や内部統制、ガバナンスへと広がってきたのですが、Geminiによれば、それは他の職種であっても、専門性の深化が結果として全体像への渇望を呼び起こす現象として、共通してみられる面があるとのこと。「目の前の不条理を根本から解決したくて、気がついたら視野が広がっていた」というタイプだそうな。

ひ〜。衝動に突き動かされる感じになるので、結構きついんですがね、これ。

ビジョナリー

一方で、起業家のようなビジョナリータイプは、全然方向が違います。多くの起業家は、「これがやりたい」「この不便を解決したい」というWhat(特定の目的)やWhy(情熱)が先にある。Geminiによれば、「何を実現するか」という具体的なコンテンツに向かうのがビジョナリーで、どのような秩序でいかに健全に運営されるかというコンテクストの方により強い関心が向くのがアーキテクト。

Howにしか関心が向かないので、ビジョナリーがいないとアーキテクトだけでは成り立たないのはよく分かります(苦笑)。いつも「やりたいこと」があるわけではなくて、やりたいことがある人がいて、そのやりたいことを実現するための最適な仕組みに関心がある。やりたいことにまっしぐらに情熱を持って向かう人は全体像なんて気にしません(笑)。

Geminiが作ってくれた対比表。

項目 起業家タイプ(ヴィジョナリー) アーキテクト
出発点 未来のビジョン「こんな世界を作りたい」という執着 現状の違和感・原理原則「そもそも、どうあるべきか」という探究
原動力 欲望・達成感ゴールにたどり着くことが最大の報酬 納得感・健全性仕組みが美しく機能することが最大の報酬
アプローチ バックキャスティング目標から逆算して、なりふり構わず進む ファーストプリンシプル土台を整え、必然的に結果が出る流れを作る
組織との関係 手段としての組織夢を叶えるためのツール(壊すのも厭わない) 器としての組織レバレッジを効かせ、健全性を保つ対象

Geminiとの会話をインフォグラフにしてもらったら。

なんか格好良すぎる気はしますが、へぇ、と思ったので書き残しておくことにしました。話は他にも及んだのですが、AIとの会話の常で、発散が過ぎてまとまらないので、少し切り取ったものを残しておきます。気が向いたら、他の側面についても書いてみたいと思います。