天職の舞台裏

天職と思って日々仕事をしてますが、その舞台裏で色々考えていること、あるいは水面下でジタバタしてることを書いています。

10月のまとめ (2019-W40〜W44)

晩暑(=まだ残暑)から複数の大型台風(10月なのに!)に見舞われた後にようやく訪れた秋、というところで時間切れ?で10月が終わった気がします。気持ちの良い時間が短かったな、と。自分の中のイメージでは10月が秋本番で11月になると晩秋なのですが、どうもズレてきているようです。そして、この先もきっと戻らない、これが普通になるのでしょう。

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今月の良かったこと

  1. 色々な人と会って話す・飲む機会が多い月でした。会社の人と、業界の人と会合で、業界の人として知り合ったけど個人として、ワーキングマザー仲間と。

  2. インプットしたことが繋がっていく感覚が強くあります。非常に面白く、好奇心がかきたてられます。おそらくライフワークにも繋がっていくのだと思います。

  3. 組織を運営すること=環境を整備して人を育成し成果を出していくことについてつらつら考えています。一般化できるといいな、ということと、それが立場が変わってもポータブルにならないだろうか、という2つの点で。

1. 人と会って話す

ほとんど宴会なので、駄話が多いのですが、そんな中にも「!!」となるような気づきが大抵は含まれているものです。特に、普段話す機会が少ない人との話、お互いの日常・仕事の種類が異なる人が複数混じった時の話は刺激的・示唆に富むことが多いですね。

仕事の話をある程度(秘密に触れないように)抽象化して話ができる場合の話は面白く、参考になることが、業種が離れるほどあったりして、できるだけ機会を作りたいと思ったりします。

また、趣味に邁進している人同士の会話を側で聞いているのも示唆的で、それを消化して言葉にして挟むことでまた話題が盛り上がっていくのも面白い。ここから何かに繋がっていくこともあって、さらに面白い。

年代的に病気の話で盛り上がりがちなので、それは避けておきたいな、とか思うのでした(そういう意味では、年代が固定されない場の方が面白く、そういうところに積極的に行くのがよいのでしょう)。

2.繋がる感覚

例えば、消費税が上がるとき、もちろん自分の生活にとってみれば厳しいことは明らかなんだけど、だから即反対というのも違う気がする。財政赤字が積み上がって赤字国債続きであること、社会保障費が高齢化で膨らんでいることは理解しているので、そのためには財源として消費税が必要だと言われると甘受すべきなんだろうか、とも思う。しかし、そこに確信が持てない。景気が悪い(失われた20年とか言われて)中、税収が上がらないのに法人税は下げている、これは世界的に引き下げ競争になっているわけだけれど、それはグローバル化のせいで、グローバル化は避け難いから仕方がないとか言われる。そうなの?なぜ?というところがよく分かっていない。

例えば、災害の後、支援プログラムがあちこちに立ち上がり、寄付をしようと思う。でも、寄付となれば、他にも求められているところはあり、継続的な支援が必要です、という訴えもよく目にする。とはいえ、すべての団体やプログラムに満遍なく寄付できるほどお金を持っているわけではないし、当然ながら選択的になる。自分の考えで支援先は選びたい。でも、それは何?私にとって大切なことを実行しているところはどこだろうか?それをどうやって決めればいいの?

例えば、新聞を読むようにはしているので、各地のニュースは目に入るようになっている。でも、それを読んだ時に、「ヘェ〜」じゃなくて、それに対する自分の意見を持つことができない。例えばBrexit、例えば米中貿易摩擦、トランプ大統領の発言、憲法改正案、原発賛成・反対。働き方改革について。

選挙に行って投票することが大事です、と言われる。候補者の主張を読んで、自分の意思を表明するために投票に行きましょう。候補者の考えは、まとめたサイトも多くなり、昔に比べてずいぶんわかりやすくなった。理解はできる。でも、それが自分の意見とあっている?違っている?わからない。自分の判断軸がないからだ。

以上のようなモヤモヤがずっとあって、なんとかしたいな、と思いつつ、目の前のことについ集中してしまい、長年放置してきました。ここへきて、一つ二つのインプットから示唆があり、色々繋がる感覚があり、やっと自分のスタンスが決められそうな気がしています。自由主義、民主主義、グローバリズム、といった価値観まで突き詰めていかないと難しかったのだな、とようやく思い至ったところです。まだ途中の感じがありますので、もう少しインプット続けますが、少しずつ、上記のような迷いのときに参照できる軸ができてきているように思います。

例えば、寄付は、世界で女子教育を推進しているプログラムにしていきたい。自分で判断する力をつけて、自分の意思で行動ができることが素晴らしく、それが基本であることがどこでも普通になってほしい。ということで、近々いくつか支援をしたいと思います。

3. 組織の運営

W41のまとめに書いたことなのですが、それなりに深い要素が色々あるかな、と思っています。

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業務の基盤を整えること、すなわち、ワークフローを明確化し、情報共有を仕組みで回せるようにする(人任せじゃなくて)。人じゃなくて組織としてアウトプットがなされ、その質が一定に保たれること。そのための教育・育成を行うこと。これが各人に明らかであること(自分がやっていることがどういう意味を持っているのかが理解できること)。

その上で、業務の割り振りが適切に行われること。この適切さが何を意味するのか、組織にとって、組織内の各人にとって、依頼者にとって、会社にとって、といった諸々のバランス。そしてまた、そうしたバランスの上に成り立っていることが各人に&ステークホルダーに理解されていること(ということは、理解されるための手段を講じて継続的に運用すること)。

よりどころを持つこと。納得感を持って仕事ができるようにする、判断軸を持ち、それが人によって・時によってブレないようにすることで、負荷を減らし、信頼を向上する。そのためには、なぜ、なにを目指して仕事をしているか、そのためにどういう手段を取るか、どういう原則やルールに基づくか、についての明文化したよりどころが必要。

仕事が継続してきている以上、文化や風土は慣行の中に存在し、その中に譲れないもの・大切なものもある。これを炙り出して明確にしていくこと、整理して混沌や場当たり的なものを減らしていくことも必要。それが働く意味に繋がるし、働きやすさにも繋がっていく。

それぞれ具体的になんだ?というところがあるので、ボチボチ書いていきたいなと思っているところです。なんか自分的には自明で本能的になってしまっているので、そろそろ取り出してそれこそ明文化しておかないと、受け継がれないような気がしています。

今月の週まとめエントリ

W410 9/30~10/6

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まだ凪が続いている感じの週でした。徐々に変化が起きてきていて並べて読んでいると面白いです。

W41 10/7~10/13

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しばらくやめてみましょうと言われた体重計測ですが、どうもスッキリしない(囚われたものが解放されない)ので、まだそのまま中断継続中です。体感としては、おそらく体重は増えているのでしょう。ジーンズを履いた時とかの感じで実感しますし、鏡を見ると首回りに肉がついたような。で、自分として最適な状態にあるのかどうか、あまり見えてこないので、まだしばらくはこのままですね。ただ解放する、アファメーションするだけですぐに効果が出るものではないみたい。じっくりやります。

W42 10/14~10/20

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先日業者に依頼したアナログ写真のデジタル化の料金見積もりが出てきました。了解したので今後作業に入るということなので、うかうかしていると写真のデータばかり手元にたまってしまうのですが、毎日毎週データ整備欲があるという訳にもいかず・・・。頑張ります。

W43 10/21~10/27

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自転車で走り回ってムーブリングを回していた息子1号にレッグマッサージャーを貸し出して、自分の方も椅子で座った状態で(机に向かって)使用する(これまでは座椅子に座ってた)用にしてみました。この方がしっかり効くかもしれません。ちょっとまくのがやりにくくはあるのですが。

W44 10/28~11/3

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知財側に10月入社した方の歓迎会があり、かなり盛り上がって美味しく日本酒を飲みました。親戚が酒蔵という羨ましい?話を聞いたりして。