非常に暖かくなった先月末から入った4月でしたが、途中気温の上下が本当に激しくて、月末になっても暖房のお世話になっていたり、かと思えば月の半ばにはあっさり夏日になったりしていました。各地でも竜巻があったり落雷があったりしていて激しい気候になっていることは間違いありません。
骨折・入院・手術・退院と慌ただしかった3月を受けてのひたすらリハビリの4月でしたが、機能回復はしてきている(割と普通に歩けるようになっていますし、可動域もかなり広がりました)ものの、活動を以前に戻していくと疲労が激しく、体力面での回復が追いついていないことを実感しています。
それでも月末には久しぶりにオフィスに出社することもでき、凸凹しながらも日常復帰はなされているかな、と思います。
今月の良かったこと
- 育児休業から部下が復帰しました
- 夫と朝ウォークが定着
- 佳境の4月を乗り越え
1. 育児休業復帰からのテレワーク
部下の女性が産休に入り、無事にお子さんが生まれたのが昨年の元旦(何重にもめでたい)。やはり保育園は4月の方が入りやすい事情があって、育休を慣らし保育が終わるまでの4月半ばまでにした、という風の噂を聞いておりました。
というのも、勤務先会社の場合、育児休業に入った人の原籍復帰が保証されておらず(当初はされていたんですが、使い勝手に行き詰まったらしく途中で変更された・・)、特に専門スキルが必要とされていない補助職はその時々で必要とされる部門に配属させることが行われています。
このため、それなりに専門職務と思われる法務の補助職をしていた部下についても強く要望していたにもかかわらず人事部門の回答は「保証できません」の一点張りで、それって部門の人員計画が立てられないじゃないのよ!とかなり腹立たしい思いをしておりました。育休に入ったから人員補充してくれているわけでもないのに。
そんな中ですので、本人に私から連絡取るのも期待させてしまうことになりかねないのでやりにくく、風の噂に頼ることになっていたのでした。
と、半分諦めかけていたところに、復帰予定の10日ほど前に復帰配属の打診があり、大喜びで受け入れ許可を出し、当日を迎えました。
現在当部門はテレワーク率8割ほどで、皆さん月に1回の出社がせいぜいです。体調不良などで当日お休みします、といった連絡方法も、昔は会社に電話するようにという指示がありましたが、今や外線電話を取る人もいませんし、手元に会社PCがあるわけなので、通常の業務連絡同様にSlackメッセージでの連絡がデフォルトになっています。
という状況は、彼女がお休みに入る前から大きく変わっているんですよね。まだ1年半ほどなのに、この変化たるや。
まずは出社してもらい、復帰初日諸々の手続きの中で、ノートPCの支給、Slackチャンネルへの復帰、VPNの証明書のダウンロードくらいで時間ぎれ。朝1時間・夕1時間の時短でもありますし。翌日また続きをやろうと思っていたら、お子さん発熱で早速お休み、との連絡がLINEに入ってきて、課長宛には後で会社に電話します、と言われて慌てて止めたのでした(出られない設定に変えて久しい部門電話)。
自宅のネットワーク環境や執務環境を一度確かめてもらうためにノートPCの持ち帰りを試行、問題なさそうだ、ということになって、今度はテレワークでどの業務をやってもらうのかの試行錯誤。部門に一人の補助職で、休業前は受付や契約原本管理などを主にやってもらっていたのですが、これらが全部テレワークでできる、というわけでもなく、かといって彼女だけ毎日出社というのもよろしくないし。
という試行錯誤の4月後半でした。色々やってみて、このくらいなら行けそうだというラインがひとまず定まったので、しばらくはペースを作る意味もあって週2日ペースで出社してもらいつつ、業務量を増やして行ってもらうことになりました。
2. 夫と朝ウォーク
何度か記事にも週のまとめにも書いていますが、夫が一緒に朝ウォークに参加すると言い出して(きっかけは久しぶりのゴルフで体力ダウンを痛感したことらしい)、予想よりも順調に、サボらずに続いています。二人だと自分だけで決めて動くよりピア効果で続きやすいんだな〜と実感しているところ。
おかげで月の初めごろはまだまだ少し歩いただけでどっと疲れていた状況だったのが、毎日少しずつ距離を伸ばして、月末時点では距離はほとんど負傷前と変わらないところまで戻りました(調子によって少し短くすることはありますが)。毎朝往復で3Km弱といったところです。
一人でガンガン歩いていた頃の朝ウォークは、ルートも毎日完全に同一で、同じタイミングで写真を撮り、同じポイントで1Km、2Kmの表示が出るのを当然に歩いていたものでした。ちょうど30分の道のりで、家に帰ってワークアウトのウォーキングメニューを終了するとエクササイズリングを閉じました!というメッセージが出ていました。
比べると、今のウォーキングは、その時々でルートも変わり、ペースもゆっくりです。夫がいつも同じ道を好まないのと、ただ歩くだけも好まないため、今日はあちら、明日はこちらと変えてみたり、家々で丹精されている花を愛でつつ写真も撮ったり話題にしたりとすることも多く、さらに、だいぶ戻ったとはいえ以前のペースではまだ歩けないため、往復すると40分くらいかかっています。ペースも1Kmあたり平均11分だったのがだいぶ戻した月末時点でも14〜15分くらいはかかっています。すると、エクササイズじゃなくてのんびりお散歩と解釈されるようで、40分歩いてきてもエクササイズリングは20分相当だったりします。
もう少しペースを上げてエクササイズライクに歩きたい思いもありつつも、アスリートのリハビリじゃあるまいし、この程度でちょうどいいのでは、という気もしていて、来月もこんな感じで継続になるかな、と思っています。
3. 毎年佳境の4月
株主総会の運営統括をやっている限りは、毎年4月はどうしても何をどう準備しようとも佳境になってしまうのは仕方がないのでしょう。
とはいえ上記の記事に書いたとおりで、5回目ともなると準備できるところは大半整ってきており、物理的に間に合わなくて青くなる、と言った感じではなくなってきています。
元々の時間制限が厳しいこと、大勢の人が関わる(=自分の部下ばかりではない)ことから、もう少しマシなやり方がありそうなもんだけど、と思うのは毎年のことですが、これ以上できることはあまりなさそう、というレベル感に近づいているかな、と。来年以降、部下が大半を回せるようになってくれれば私的には完成形という気がします。法務部長をやっている限りは降りるわけにはいかないんでしょうけれども。
4月の前半は、人事考課でもドタバタする時期でありまして、人事考課自体は半年ごとにやってくるので、部下の課長さん達に標準化を徹底してもらい、並べて評価をしやすくして(結局は相対評価なので)、手元で変に悩まないように、かつ、皆さんの実績をひとあたり眺めて理解ができ、上に理解してもらえるような形になったかな、と思います。形式が大きく変わらなければこのままこちらもさほどの労力をかけずに回るように。
今年の4月は、これらのいつもの上に新規部門の業容把握と年度計画・方針の策定がずっしり乗っかりまして、そちらが重かったなと思います。とはいえ、こちらも部下のお一人がこうしたことに手慣れていて、箱を作って皆さんから情報を集めて整理してくれたので非常に助かりました。
何しろこういう混沌から誰でもわかるような形に整理するのが得意な部下を持ったのが初めてでして、なんて楽なんだ〜と感動してました。いつも自分でやってきた(たたき台がたたき台にならないことが多くて手がかかってきた)ので、体裁面も含めて注文出すほどもなく、内容だけに集中できるのって素晴らしい。
一旦出来上がりましたが、本当にこれが今やっている業容にあっているのかどうかは一年走ってみないと実際のところはわからないでしょうし、もっと力を入れるべきところ、そのために効率化を図るべきところもやってみないと見えてこないところが大きいと思います。とはいえ、まずは可視化して共有して拠り所として・戻ってこれるところとしておかないと始まりませんので、やっとスタートラインにつけた感あります。
日々行う業務はどこにでもあるわけですが、それが全体のうちどこに位置するかが分からないのでは適切なやり方もできないし適切なアウトプットにもならないと思うんですが、そういう疑問を持つ人ばかりでもないようですね。聞いてみるとわかっていないわけではない場合が多い(訳も分からず仕事をしているわけではない)のですが、あまり俯瞰してポジショニングを確かめることに関心がない人が多いな、と思います。